夢小説まで浄化された【文アル】【文スト】

鬖話 ページ5

「なあ、司書。今日の潜書予定とかあるのか？」



団欒を囲んで仲良く朝食をとっている時に、私はそう尾崎先生に尋ねられた。


『えぇっと、、今日は、、』


『皆さんの仕事は潜書が二箇所だけですね、今日は少し余裕ある方もいると思うのでぜひゆっくりしていらしてくださいね！』


私は手帳を確認しながら皆さんに聞こえるようにそう答えた。




「二箇所って行く人は決まってるの？」


太宰先生のその言葉に私はまた手帳を確認した。

『ええっと、一箇所は無頼派の皆さんにお願いしようかなって思ってるんですけど、、』
『もう一箇所は決まっていませんね。何方か希望者は？』


何故か館長代理に無頼派の皆さんを指名されたけど何故だろう。


「頑張るぞー！」「無理はせぇへんほうがええで？」「織田作の言う通りだぞ太宰。」
なんて賑やかな三羽烏の皆さんの方を見ていたら「A」と名前を呼ぶ声がした。

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