夢小説まで浄化された【文アル】【文スト】

壱話 ページ3

『今日の仕事も大変だ。』




自身の夢小説が侵蝕されるという大失態から抜け出した私は特務司書代理として

割り当てられた私たちの帝國図書館で働いている。




現代の特務司書は高齢化が進んでいるらしく数少ない若者司書のいる図書館は仕事が多い。



私のところだって何故か異様に仕事が多い。



『はあ、特務司書代理って忙しい、、帰ってこないかな、、真那。徳田先生。』



今日の潜書先、補修、食事、報告書の作成、それら全てが私の仕事。



何故かいなくなった特務司書の真那の代わりも務めないといけない。


助手の織田先生と一緒に仕事に励まないといけない。




織田先生は私がこの図書館に来て初めて転生させた文豪だ。

その織田先生は積極的に私の手伝いをしてくれる。




あの時転生させたのに私の小説に入ってきてくれた時認識できなかったのが申し訳ない。


『あの時、認識できなくてごめんなさい。』


「大丈夫やから。これからもよろしゅうな。」



毎日こんなこと言ってる気がする。


でも織田先生の言ってた通りの忙しい日々を頑張らないと。

貮話→←プロフィール

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す