人喰い人間と私… (ページ20)

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作戦会議ページ20

NJ「これから、作戦会議を開始する、」

TH「お……ぉ…」

JM「今日はシリアス系でいくんですか、ヒョン？笑」

NJ「あぁ…これからの事についてなんだけど…」

『これからの事…』

NJ「Aのお母さんを殺した男、実はあいつは政府の手先だ」

『政府…？』

NJ「お前も僕達みたいに政府に恨みがあるだろ？」

『………』

TH「僕は小さい時、家族を皆殺しにされて施設に監禁されたんだ、」

JM「僕も、」

YG「俺は、家族を食わされた…」

『家族を＿』

JK「僕は、施設に来るまでの記憶が無い。父の顔も母の顔も、何も思い出せない」

『小さい頃の記憶…』

あれ、おかしい。
お父さんの顔が思いつかない。
幼稚園の時も、小さい頃の思い出も、
友達も、誕生日も…
どうして…

NJ「って事で僕達とAの目的は一緒だろ？」

『うん…』

SJ「政府に復讐するってことだね？」

HS「でも、どうやって…？」

NJ「……それはぁーーー」

.

.

.

NJ「まだ考えてないっ！！」

JM「ええっ！？」

SJ「考えてないのにそんなドヤ顔で話してたの！？笑」

『フフフ…』

TH「え…、今、笑った！？！？」

『なに、悪い？』

TH「いやいや！そんなんじゃなくて！！」

『私は別に政府に復讐なんて、しなくてもいい。皆と居れる今が幸せだから…』

NJ「A…」

『それに…また、大切な人を失いたくないから…』

自然に涙かこぼれる。

JK「………」

SJ「うわぁーーー！Aっーー！そんな事言うなってぇー！お兄ちゃん泣いちゃうよぉー！」

JM「大丈夫！！」

JK「安心して、僕が守るから」

この幸せな日々がずっと続いて欲しい＿