【銀魂】逆ハーなんて、憧れちゃいない。

憧れちゃいない。50 ページ5

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「はぁ、今日も終わりかー」



お風呂で濡れた髪を乾かしながら、ソファに座る



その横では、神楽がテレビを見ていた



「ねぇ」



「ん？どうしたアルか」



「銀さんは？」



そう、銀さんがいないのだ。



神楽はというと、



「あぁ、それなら心配いらないアル。銀ちゃんのことネ、どうせ酒飲みに言ってるアル」



「そうですよAさん。あの人のことは気にしなくても、次の日には千鳥足で帰ってきますから」



神楽に続けて、厠から出てきた新八がそう言って向かい側のソファに座った





「ふぅーん･･･。でも、私がここに来て以来、そんな姿見せなかったじゃん」



「アレですよ。最近あの人金欠って言ってたんで、多分それです」



あぁなるほど。





「＿＿でも、やっぱ心配なんだけど」



「ほっとけば良いネ、あんな奴。


･･･ふぁ〜ぁ、もう私は寝るネ、おやすみアルー」



「神楽ちゃんおやすみ」



「おやすみー」



欠伸をしながら押し入れに入っていく神楽を見ていると、「じゃあ僕もそろそろ帰ろうかな」と新八が立ち上がる



「あ、もう帰る？」



「はい。てことで、おやすみなさい」



支度をすると、玄関に向かっていった新八に、「おやすみ」と返す








「･･･やっぱ心配だし、探しに行こう」



新八が出てって、万事屋に静けさが充満したあと、そう呟く



見つけたら、体に悪いよって叱ってやろう。

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