【銀魂】逆ハーなんて、憧れちゃいない。

憧れちゃいない。62 ページ17

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「う＿＿気持ち悪い」



まだ暗いかぶき町をふらふらとよろめきながら歩く私





＿＿あのあと、高杉さんとは少し話して別れた



今は朝の5時前といったところだろうか。



2、3人くらい人を見かけるが、基本人通りが少ない







･･･ていうか





「頭痛い、吐きそう･･･」



やはり高杉さんの言った通り、酔った勢いで凄い量の酒を飲んでしまったらしい。



先程から、頭痛と吐き気が交互に私を襲っていた




これ、帰ったら何て言おう･･･。



そう思いながら、ふらついた足取りで歩いていると。








「＿＿＿おい。」



後ろから突然聞こえたのは、ドスの効いた低い声



え、誰。



後ろを振り向きたかったが、怖くてそうもできない。



少々焦りながら立ち止まっていると





フワッ



背後から抱き締められる



「！？だ、誰･･･？！」



思わず背後の方に顔を向ければ。





「＿＿＿あれ？」



「･･･よォ、A」



怠そうにそう言ったのは、紛れもなく銀さんだった

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