エンディング

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淳太「......ぅわ、やばいな、」









大毅「......淳太がはよ来んからやん、」









淳太「......ほんまごめん、いつから？」








大毅「......さっき、」









考えてみれば、無駄に俺に
ひっつきたがるしげが今日は
ご飯の時俺の隣に座らんかった。




あの時気づいたればよかった、
と後悔が襲う。








淳太「ほかの誰かに連絡せんかったん？」









そう聞くと、やって、、と呟く。









大毅「......淳太しか、、こんなこと
頼めへんもん、」








淳太「......あほ、」









そんなこと言われたら、もう俺も
なんも言えへん、





寒そうに布団に逆戻りしたしげの
邪魔そうな前髪を分けたると、
彼はなんとも申し訳なさそうな顔をする。









淳太「......寝てええよ、」









大毅「......淳太は、寝らんの、」









さっきまでやたらとメールで俺を
呼び出しとったくせに、こういうのを
気にするのはやっぱりしげらしい。









淳太「水とか薬とかいるもん用意
して俺もここで寝るから、先寝や、」









大毅「......ごめんな、」









淳太「ええの、しげはそんなん
気にせんで、」









人肌恋しいのか俺が立つと寂しそうに
目で追ってきて、少し笑ってしまう。






今のしげには何やっても通用する気が
して、膨らむ布団をぽんぽんって叩いて
やけに明るいしげの部屋を出た。

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