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- zoro side -
ウソップ「人探しっつってもよぉ、
そんな大層なことしてまで、するようなもんかぁ？
一国のお姫様ならまだしも、
そんな雰囲気じゃあ到底無かったしな」
ゾロ「お前はいつから居たんだよ」
いつの間にか、俺の前に座り
カードの片付けをしているウソップに
俺はそう突っ込んだ。
ルフィ「人探しのために、国を閉じんのか。
へぇ。よくわかんねぇけど
なんかスゲーなー！」
そんな声と共に
彼の腕がにゅるりと前まで伸びてきて
俺の酒を取って消えてしまう。
ゾロ「おい、ルフィ！！
そいつは俺の酒だ！！」
取り返そうとしても、もう遅い。
俺が飲むはずだった酒は
ゴクゴクと勢いよく彼の体内に入っていく。
ゾロ「てめぇ、人の飲みもんに手ェだすな！！」
ルフィ「いいじゃねぇかよ〜、
もうお前は充分飲んだんだろ？」
ゾロ「よくねぇ！！」
-ガッ
という鈍い音と共に、
言い合いをしていた俺とルフィの後頭部に
鋭いナミの拳が落ちてきた。
ナミ「いい加減にしなさい、アンタたち。
話が進まないでしょうがッ」
俺たち2人がヘナヘナと頭を抑える中、
ナミは何事もなかったかのように
次の瞬間には紅茶を飲んでいる。
ナミ「ウソップの言う通り。
あそこの島は王政じゃないし、
……何より『そこまでしてでも捕らえたい人』
なんて、あの島に居るのかが疑問ね」
サンジ1人が落ち着いて煙草を吸う中、
俺も痛む頭を抱えながら
定位置に戻った。
サンジ「…俺が連れてきたあの女の子だが、
なんか厄介な奴らに捕まっててよ…。
奴らの会話を少しばかり盗み聞きしたんだが、
どうやらあの女の子を探していたようだった」
妙な落ち着きを払う彼に、
ナミは
ひらめいた、という表情をしてこう続けた。
ナミ「だから、その女の子を助けたサンジ君が
あんな大人数の追っ手に追われてたわけね」
ウソップ「…確かに子供1人にあの人数だ。
…尋常じゃねぇぜ」
でもよ、
と真剣な表情でウソップは続けた。
ウソップ「この辺りの海にゃあ、
そういう閉鎖された島がいっぱいあるんだろぉ？」
その言葉にナミが
理由は知らないがそう聞いた
と返事をする。
俺はウソップの表情を眺めながら、
椅子に座る体制を整えた。
ウソップ「…じゃあ、
その閉鎖された島の全部が
あの女の子を探してたって言うのかぁ？
……いくらなんでも、そこまでするもんかよ」
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明煌羅(プロフ) - 絹さん» こちらこそです！ここに来てまだ間もないので返信の仕方が分かんなくて・・・。レスが遅くなってごめんなさい！読んでいただけるの嬉しいです(*´▽｀*)初心者なので拙い小説ですが・・・。 (2019年8月27日 6時) (
レス) id: e8cddd2bcf (このIDを非表示/違反報告)
絹(プロフ) - 明煌羅さん» 明煌羅さんも書かれてらっしゃるんですね！！勿論です！！お伺いにあがります(￣^￣)ゞレスありがとうございます＾＾ (2019年8月26日 21時) (レス) id: 06b618a65c (このIDを非表示/違反報告)
明煌羅(プロフ) - 絹さん» はい(*´▽｀*) わたしも小説出してるので、気が向いたら見てみてくださいm(_ _)m 絹さんのこの小説、独りの心をすごく癒してくれます！ (2019年8月26日 18時) (レス) id: e8cddd2bcf (このIDを非表示/違反報告)
絹(プロフ) - 明煌羅さん» 明煌羅さん！！とっても嬉しいコメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡もっともっとキュンキュンしていただけるように頑張りますね！！ (2019年8月26日 18時) (レス) id: 06b618a65c (このIDを非表示/違反報告)
明煌羅(プロフ) - 続きも楽しみにしてます！すごく面白いです！ (2019年8月26日 17時) (レス) id: e8cddd2bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絹 | 作成日時：2019年8月24日 0時
