【キメツ学園】夜は短し、恋せよ鬼狩り【暗殺教室】

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『…ありがとうございました。

煉獄さんもお疲れ様です。じゃあ、私はこれで』








手当が終わって、隠の人と煉獄さんに挨拶をした。







「ああ！修学旅行、楽しんでこい！くれぐれも無理はしないように！」






『はい！！ありがとうございます！』





肩は結構キツめに縛ってもらって、多分もう止血してる。




でもまだ痛むし、包帯も2週間は取れない…かな…。





とりあえずもう5時だし、急いで家帰って支度しよ！！







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『…着いた…』





ただいまの時刻は5時半。




『あと3時間しかない！！！ヤバい！！！』





修学旅行用の荷物はもう準備して玄関前に置いてあるから、あとは体洗って匂いを消して、着替えるだけだけど…



集合場所までがちょっと遠いんだなこれが！！




ということで急げ私。
とりあえずシャワー浴びるか…



任務に着ていった服を脱いだ。
肩のところがぱっくり開いちゃってる。もう使えないから新しいの出さないと…。




お風呂の鏡に映る自分の体が目に入った。


『…うわー、結構傷跡あるんだな』



今まであんまり気にしてなかったけど、何も知らない人からしたら「いや、何でそこに傷があるの？」ってなるような場所にある傷が多い。多すぎる。




これもう皆と別で風呂入るしかなくない？？



肩もザックリやっちゃったし、お湯がしみて痛いし…。

正直、左肩を動かすだけでもキツい。
利き手じゃ無かったのが唯一の救いだけどね。




『てかこんなに血が出てるんだから匂い消しようがなくね？』









もうどうすればいいんだよ…。




とりあえず肩は避けて全身洗った。





お風呂出て、包帯を巻きなおして、制服を着た。




でも多分…

『殺せんせー馬鹿みたいに鼻がいいからなあー』





普通に匂いを嗅ぎとるだろうし、なんなら少しのぎこちない動きも見逃さないだろうな。





ちなみに肩はめちゃくちゃガッチリ固定して、動かしても痛くなることがないようにした。





さらに制服には匂いのするスプレーをかけまくった。


このスプレーと手当用のバッグは修学旅行にも持っていくことにしました。





『…やっべ、もう7時！！！』




ごはん食べてないけど！！！

コンビニでおにぎりとか買っていけばいいよね！！

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