【キメツ学園】夜は短し、恋せよ鬼狩り【暗殺教室】

17 ページ18

.




「では、一緒に教室に行きましょう」




『はーい』




「せんせーがどうぞと言ったら入って来てくださいね」




『わかりました』




物語とかでよく見るアレね。
自分が転校生側になるとは思ってなかったわ〜。





せんせーの後ろを着いて歩いていって、ざわざわしている教室の前まで来た。




そして振り返って、



「これからまず出席を取りますから、よく見ていてくださいね」



と言った。





『……はあ。』





出席？？
名前呼んでって休みとか確認するやつだよね。
小学校の頃は健康状態の申告(？)みたいなのもなかったっけ…？
男子が「はい！大が出そうです！」
とかくっだらない申告してたような思い出…




「まあ、見ればわかるでしょう…ﾇﾙﾌﾌﾌ」



殺せんせーはそう言って教室に入っていった。



「え〜、それではこれから出席を取ります。
日直の人は号令を！」




うん、普通だけど。





すると直後、男子の声が聞こえた。




「き、起立！」





クラスの人達が立ち上がった。




「気を付け」





何かを構えた。
……あれは、支給されてる銃…？





「礼ーーーーーーーッ」





皆が殺せんせーに向かって銃を撃ちだした。





『えぇ…！？』





その状態で避けながら普通に出席取ってるし…。
キモ…速すぎる……。




肩にかけていた刀のケースをぎゅっと握り締めた。




『こいつを…暗殺……』




正直不安しかない。

呼吸の中で一番速い技を使っても…刺せるのかな？





「今日も全員出席ですね。素晴らしい！」





……あ、出席取り終わったぽい。



「それでは今日から皆さんの仲間になる子を紹介しましょう！入って来てください！」







.

18→←16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す