1 ページ2
·
「「さようならー」」
「さようなら……有栖川。放課後、校長室だ」
終礼が終わってからいきなり担任の冨岡に呼び止められた。
「いやいきなり校長室呼び出し?何したの?」
『いや何もしてないんだけど心当たり無さすぎて無理』
お前が口下手なせいだからな冨岡義勇。(何が)
.
2階にある職員室の隣にある校長室へ向かう。
大きな木製のドアをノックした。
『失礼します。高等部2年菫組、有栖川Aです』
「入っていいよ。よく来てくれたね、A。」
相変わらず、校長先生の声は不思議な声だ。
『いえ。……どうなさいましたか、校長先生?』
「鬼殺隊の話だよ。
…突然なんだけど、Aには椚ヶ丘中学校へ行ってほしいんだ」
『ほんとに突然ですね。……椚ヶ丘中学校…?隣の県の、有名な中高一貫の進学校ですよね。高校ではなく、中学にですか?』
「そう。椚ヶ丘中のある街、椚ヶ丘は最近鬼の出現率が高いんだ」
『なるほど。確かに最近任務で椚ヶ丘辺りに行くことも多かったですね』
御館様はゆっくりと頷かれた。
「だからAには椚ヶ丘中学校へ通ってもらって、偵察を頼みたいんだ……最近、椚ヶ丘では変な噂も流れているようだしね」
『…黄色い飛行生物を見たという噂ですか』
「その通り。鬼ではないだろうけど…それも一緒に観察しておいてほしいんだ」
『では…その飛行生物の場所の特定から始めますね』
「いや、それならもう手配済みだよ。
椚ヶ丘中学校の3年E組へ行ってくれるかな。そこで担任をしているらしい。これがその写真だよ」
『……!?!?タコ……?』
「に、見えるよね。私も最初見た時はタコだと思ったよ。マッハ20の超生物、生徒達からは"殺せんせー"と呼ばれているらしい。」
『マッハ20!?…分かりました。行きます。』
情報過多すぎて何が何だか理解出来てないけど、とにかく凄いことだけは分かった。気がする。
「ありがとう、頼んだよ」
『いえ。…"お館様"の命とあらばこの天柱、有栖川A、どこへでも駆けていきます』
「何だか昔を思い出すね。懐かしいよ」
『ええ、とても懐かしいですね…。
お館様と、みんなとまた出会う事が出来て本当によかった…幸せです』
______________________________
ほぼ会話文……( ;꒳; )
473人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未渚美 - 暗殺教室大好きなんです!最新楽しみにしてます!! (2021年1月11日 1時) (レス) id: 96b7817d02 (このIDを非表示/違反報告)
青海 桜(プロフ) - Reinaさん» ありがとうございます・・・!!(感涙)頑張ります! (2020年12月31日 14時) (レス) id: 83ddcbc027 (このIDを非表示/違反報告)
Reina - こうゆうの、大好きです!これからも、頑張って下さい!(о´∀`о)更新楽しみにして待ってます!無理しないで、下さいね! (2020年12月25日 6時) (レス) id: e3cf01c016 (このIDを非表示/違反報告)
青海 桜(プロフ) - 苺桜さん» ありがとうございます!!!頑張ります! (2020年12月23日 22時) (レス) id: 83ddcbc027 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜 - とっても面白いです!続きがすごく楽しみです。応援してます! (2020年12月16日 0時) (レス) id: d3da986817 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青海 桜 | 作成日時:2020年1月3日 21時