死神系女子高校生3 (ページ24)

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24.[脅迫状？] ページ24

剣「け、警視…」
明「着きましたよ」
『な、なんだよ…ここは』
七「こ、怖いところね…」
金「オバケでも出そうだな…」
佐「撮りがいがありそうですね～！！」

そこは、廃墟なのでは。と疑うほどの建物だった。

明「そんな顔しないでください、まぁ中に入ればわかるでしょうから入りましょう。」

歩き出した明智さんに皆がついていく。

ガチャ

七「えぇ！？」
金「どうなってんだ！？」
佐「●REC」
『嘘だろ…』

そこにはとても豪華な内装が見えていた。
赤いカーペット、天井にはシャンデリアが。

剣「警視…これいったい…」
明「フフッ…」

■

『んで、どうしてこんな訳の分からないところに私たちを誘ったんですか！？それに、これじゃ泊まり決定じゃん！』

明智さんが予約したのであろう部屋にみんなで居る。
とても広く、部屋の数が多い一つの部屋だ。
なので、みんなでそこに泊まることになった。

明「これを見てください」
金「なんだよ～！」

明智さんが机に1枚の紙を置く。

――○月×日、
君の大事な[名探偵さん]の
………、……、……を奪います――

最後の方は何故掠れていて読めない。

『なにこれ…？』
明「脅迫状、と言っていいですかね」
金「てかこれ、名探偵、さん！だから、Aのことじゃね？」
『マジかよwwえ？私？』
剣「本当ですか！警視！」
明「今日の日付ですが、最後の方、見てわかるように何故か掠れていて読めないようになっている。なにを狙っているのかわからないんです」
『私、狙われるようなことしたっけなぁ？』
七「犯人はAちゃんのなにを狙っているのかしら？」
『しーらねっ！』
明「心配だったので、と言うわけです」
『だからこんなところに？』
金「もっと他になかったのかよ…」

■

よくわからんが、私のなにかが狙われているらしい。それを心配？不安になった明智さんがこの人目につきにくい所で一晩明かそうではないか。と言うことらしい。

夕飯を食べ終わり、順々にお風呂に入った。

『みゆきぃ～、お風呂いいよ～！』
七「うん！わかった～！」

美雪がお風呂へと向かう。

明「Aさん、ちょっといいですか」
『ん？なに明智さん』

明智さんが私を自室へと招いた。