37.[賭け] ページ37
ス「どうやらこの賭けは私の勝ちのようだね?Aさん!」
『くっ、、』
田「か、賭け!?」
ス「ええ」
そう言うと、高遠さんは仮面を外す。
有「あっ!あ、あんたは指名手配中の殺人犯!」
高「実は、Aさんとどちらかま先に犯人を突き止めるか賭けをしたんです。もし、彼女が勝てば犯人「コンダクター」は司法の裁きを受け、私が勝てば、私自身が裁きを下すとね…!」
犬「!!」
有「そんなメチャクチャな!」
高「私は「地獄の傀儡師」として誇り高い犯罪芸術家を自称する者です。その私をちゃちなトリックで陥れようとした罪は、死に値する…!」
犬「ま…待ってくれわかったから!本当のコトを言うよ!たしかに梅園さんを死なせたのは僕だ!でも殺したわけじゃないんだ!逆に梅園さんが襲ってきて、それを避けようとして勝手に頭をぶつけて…」
高「じゃあ、なぜこんなふうに首を切り落としたんですか?」
犬「そ、それはこれまでの殺人に紛れさせればあらぬ疑いをかけられずに済むと思って…信じてくれよ!僕じゃないんだ!」
『やめて!高遠さん!』
犬「僕は…」
高「愚かなる「指揮者(コンダクター)」に死を――」
高遠さんは犬飼さんにナイフを突き立てた。
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慧jump(プロフ) - この物語好きです。ローゼスそんとなっている場所がありました。19話です。 これからも更新頑張って下さい。 (2018年6月11日 23時) (レス) id: 77b2c6db08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おばあちゃん | 作成日時:2018年1月21日 22時