36.[独奏] ページ36
有「今度は何事ですか?」
田「まさかまた…!」
犬「うっ!!」
桐「ひいっ」
『この服は…!』
金「それじゃ、まさか、あのテーブルに載ってるのは…」
『あ!ローゼスさん!』
ローゼスさんがテーブルに近づく。
バッ
桐「きゃあああ!!」
佐「う、梅園さ…」
ス「ついに独奏(ソロ)になってしまいましたね…犬飼くん…」
有「こ、これでとうとう候補者は犬飼さん1人になってしまった…暗号の謎もまだどうやら解けていないようだしどうすればいいのやら…」
ス「わかりました…犯人「コンダクター」の正体が…!」
『え!?』
ス「この梅園さんの服についてるものが何だかわかりますか?」
『…?何かの動物の毛?』
ス「犬の毛ですよ。猟犬として飼われてるポインターの毛だ――そうですよね?犬飼くん!…家でたくさんの猟犬を飼っている君なら――よく知ってるんじゃないですか?」
犬「ち、違う!そ、そんな犬の毛なんかで僕が犯人だなんて決めつけないでくれ!」
『そうです!たったそれだけの証拠で…』
ス「何よりの証拠は犬飼くん!君が生きている事だ。梅園さんがいなくなり遺産相続の候補者は君一人になってしまった。君がここで暗号を解き、遺書の在りかにたどり着けば巨額の遺産が全て君のものになる、これ以上の状況的証拠は他にありませんよ!」
犬「……っ」
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慧jump(プロフ) - この物語好きです。ローゼスそんとなっている場所がありました。19話です。 これからも更新頑張って下さい。 (2018年6月11日 23時) (レス) id: 77b2c6db08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おばあちゃん | 作成日時:2018年1月21日 22時