15.[大マジック] ページ15
七「はじめちゃん急いで!みんな先に行っちゃったじゃない!」
金「わりーーー!」
『ほら!二人とも!こっちこっち!』
金「これが劇場か…!!」
七「池の真ん中にあるのね!」
『早く行こう!』
金「お…おう!」
ガクン!ぐらっ…
金「とっとっ…あ!!」
ガク ガガガ
金「げ!?わわ!おわっ!?」
ボキッ
『あーあー、はじめ…やったな(真顔)』
金「Aちゅわ〜ん 、もちろん内緒ね?///」
『ったく、仕方ない。先に入ろう…(真顔)』
金「んも〜う!待って待って〜!」
■
由良間の挨拶から始まり、夕海、桜庭、左近寺と自身のマジックを披露する。
残「さーて!次はお待ちかね!我が幻想魔術団かわ誇る「生きたマリオネット」だよ!」
はじめと佐木はさとみさんのバニーガール姿に釘付けだ。
『生きた、マリオネット…』
人間と同じくらいのサイズの人形が1人で、人形に繋がれている紐をハサミで切り。動き出す。
縄跳びで飛び、自転車を乗る。…タネがまったくわからない。
観客が笑う。と、その時
プルルルル
『…この、タイミングでか(マナーモードしてなかった)』
地「いかがですか?幻想魔術団のマジックショーは?」
『地獄の傀儡師…』
地「おや?「生きたマリオネット」はもう終わりのようですね…でも本当のお楽しみはこれからですよ?」
『お楽しみ…?』
地「最後にこの私がめったに見られない大マジックを皆さんにお目にかけましょう!!」
『次は一体何を!』
地「さあ!「死のマジックショー」第2幕です!」
バチ!!!
金「ライトが!?」
真っ暗になった劇場に観客の不安な声がざわざわと聞こえてくる。
剣「有麻…!これはっ!?」
『地獄の傀儡師が!』
パッ!!!
七「え、…あ、あれ…」
証明の消えていたわずか5〜6秒の間に椅子に座っていたマリオネットは心臓にナイフを突き立てられたノーブル由良間の死体へと姿を変えていたのだ。
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作者名:おばあちゃん | 作成日時:2018年1月16日 23時