第4話 さあ、本番だよ ページ5
晴れ晴れとしていた街中とは一変し、薄暗い森の中を歩いていく。
何だか、肌寒い風も吹き始めている気がした。
『う、うっ…さ、寒いっ』
カーディガンから透けている腕を擦りながら、ゆっくりと歩いた。
そして、腰から小ぶりの刀を取り出した。刀身が蒼く光る。
『…さぁて、何処に居るのかな。この平和な街を荒らす海賊の人達は…』
キョロキョロと右手を額に当てて周りに目を凝らすが、人の姿は見えない。
『…おっかしいなーー…ここ、って“お母さん”から聞いたのになぁ……』
遂には暇にもなり始めた時、物騒な道具ばかり持った人の集まりが見えた。
近くに海岸もあり、大きい船が止まっている。
『……発見っ…！』
ニヤリと笑って、声の聞こえる方へ走り出した。
「…あ？おい、今誰か来たか？」
「どうしたんすか船長！何処にも人影ひとつありませんぜｨ！」
『(…ばーか、私に気づいてないのか…)』
音を立てずに走り、近くに居た男を…
ザシュッ！
「ゔっ、…ｯ！？」
無慈悲にも、刀で切り捨てた。
男の腹部から血が宙に舞い、男は地面に倒れ込んでしまった。
？？「(…容赦ねぇな！？悪者には手加減しないぞ☆ってかっ！←
…って、無駄な事考えるな俺ｯ…ま、とりあえず見ているか…)」
「だｯ、誰だ！？」
警戒心を露わにして、Aを睨みつける。
『…あなた達が、この街を…島を、荒らしてたのね？』
恐ろしい程静かなトーンで、海賊に聞いた。
「そうだｧ！！悪いか！？この島のバカ共は面白ｪからな！！」
そう言って、笑いだした。
『…信じられない！……“神風・花鳥風月”っ！』
そう叫んだ瞬間、斬撃が風に乗って素早く海賊に襲いかかった。
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - シャオシィンサイさん» 私は元気です！！課題がキツイですけど元気です！！どんどんやりますよー☆() (2019年8月8日 22時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - 赤林檎さん。更新早いですので、嬉しいですが無理しないでください。 (2019年8月8日 17時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - ゆきなさん何故かあなたになら守れると言う謎の信頼が出てきた← (2019年7月26日 21時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - ゆきなさん» 守ってあげてください…夢主は純粋な心を持っためっちゃいい子なんで…() (2019年7月26日 11時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - シャオシィンサイさん» 勿論()暇があったらいじってます← (2019年7月26日 11時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年6月30日 22時
