第31話 テレパシーは私の秘術 ページ33
宴が激しくなり、夜も深くなってきた頃。
イゾウ「…そう言えば。お嬢さんはどうやってここに？」
深夜だというのに、パッチリと目が覚めているA。
『そりゃ、船だよ？』
イゾウ「良いのかぃ、放っておいて。もしかしたら、悪い噂が流れる可能性だってあるぞ？」
そう指摘されると、大丈夫だよ、と笑い飛ばしてみせた。
『私の船に乗ってた人には、“口実”を付けて帰ってもらったからね！』
イゾウ「…口実？」
イゾウが不思議そうに返す。周りも、ぉん？とか言いながらその二人の会話を聞いた。
『……私はね、こう言ったの。
“胸と肩を撃たれてしまった！私、死んでしまう…！！”……ってね』
にやり。とニヤついた笑顔を見せた。この笑顔がどうにも憎めない。
『そのまま、私は死んだフリしちゃった！』
エース「…死んだ、フリ……！？どういう事だ！？」
軽い口調でとてつもない事を言ってみせる。……どうやら作戦は始まっているようで。
『…これで、あの人らは私の船を使って、“私が死んだ事”を報告しに行くよ。
そうしたら、すぐに私の存在は無いものになる。でも、私は実は生きてました〜って！
……サプライズするの！…あ、その間はちゃんと偽名使うけどね』
自分の唇に、人差し指を当てた。
＿＿私の事は、ちゃんと偽名で呼んでね？
テレパシーのように、その場に居た全員に伝わった。
サボ「…やるなー……」
サボが感心してAを見た。Aは、こめかみに小指を当てたまま笑った。
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - シャオシィンサイさん» 私は元気です！！課題がキツイですけど元気です！！どんどんやりますよー☆() (2019年8月8日 22時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - 赤林檎さん。更新早いですので、嬉しいですが無理しないでください。 (2019年8月8日 17時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - ゆきなさん何故かあなたになら守れると言う謎の信頼が出てきた← (2019年7月26日 21時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - ゆきなさん» 守ってあげてください…夢主は純粋な心を持っためっちゃいい子なんで…() (2019年7月26日 11時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - シャオシィンサイさん» 勿論()暇があったらいじってます← (2019年7月26日 11時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年6月30日 22時
