第3話 本番へと向かえ！ ページ4
やっと賑わいだした店の並ぶ道を、キョロキョロと見回しながら歩いていく。
『あ！これ、なんて言う楽器なんですか？』
綺麗に水色に塗られた小さな楽器。太陽に照らされてキラキラと光った。
「オカリナ、つぅ楽器ですぜ！ただ、音を鳴らすのにはそこそこ難しいですが…」
『ほーう…よし！』
早速吹き口に口をつけて、息を吹きかけた。
ピー♪と透き通った音が街中に響いた。
「おぉ！！上手いですねぇ！」
『本当！？よし、これ貰った！ほいお金！』←
すぐに代金を出した。
「ありがとうございます！」
『んー！いいえー！』
オカリナにまた口をつけて、暫く吹き続ける。
『……。…うぅむ……コツが要るな…』
すっかり夢中になって吹いていると、泥団子が…なんと、顔に飛んできた。
『もが！？』←
オカリナをバッグにしまって、手で泥を避けた。
「ご、ごめんなさい…ｯ」
男の子が怯えながら謝った。
『…っぷは！やるねー君！私の顔にストレートで飛んできたよ〜！
このくらい大丈夫だよ、水で洗えばこんなものすぐのくからね！』
汚れていない方の手で、男の子の頭を撫でた。
「ぅ、ひぐっ…ありがとう！お姉さん…っ！」
『…っふふ！泣かないの！男の子でしょ！じゃぁ、またね！』
「うんっ！！」
元気よく手を振り返してから、また歩き出した。
『(…よし。もうそろそろ…本番だ！)』
意を決して、無法者の海賊たちが潜んでいる森へと、進んだ。
・
？？「…なんだあいつ……彼処は海賊が潜む森じゃねぇのか…？
……あの性格…信用して良さそうだ…って！！
……まさか！それが目的か！？…有り得ねぇ！！急いで行くか……！！」
黒い上着を
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 314人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - シャオシィンサイさん» 私は元気です！！課題がキツイですけど元気です！！どんどんやりますよー☆() (2019年8月8日 22時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - 赤林檎さん。更新早いですので、嬉しいですが無理しないでください。 (2019年8月8日 17時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - ゆきなさん何故かあなたになら守れると言う謎の信頼が出てきた← (2019年7月26日 21時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - ゆきなさん» 守ってあげてください…夢主は純粋な心を持っためっちゃいい子なんで…() (2019年7月26日 11時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - シャオシィンサイさん» 勿論()暇があったらいじってます← (2019年7月26日 11時) (レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年6月30日 22時
