第1話 いつもの日常 ページ2
??「起きろー。起きろーA!!」
ゆっさゆっさと体が揺らされる感覚がする。布団をぎゅ、と抱き締めた。
サボ「起きろよっ!!もう9時だぞ!!?」
『んー、うるせー…書類終わらせてねーやつが言うなー…』
サボ「ゔっ…痛いとこ突くなよー…って!そんな事はどうだっていい!おーきーろー!!」
勢い良く布団を剥ぐサボ。面倒くさそうにゆっくりと起き上がった。
『わかったわかった…その代わりに肩貸せ…』
サボ「なんなら俺がお姫様抱っこでも((『断る!…いーから肩貸してくれっつってる!』ちえー…」
残念そうにしながらも、少ししゃがんであげるサボ。
キチンと整頓されたAの自室から出て、食堂らしき広い部屋に入る。
『ふぁあ…』
いかにも眠たそうに欠伸をする。
コアラ「おはようA!」
『あー、…?…おはよう。』
少し微笑んで、挨拶を返す。
まだ寝ぼけているらしく、珍しすぎる微笑みに周りもザワついている。
サボ「目、覚めてるかー?」
Aの顔を両手で挟んで、目をしっかり合わせる。
サボ「(…昔っから、かわいいやつだな〜)」
『うわ!?目ぇ覚めたから離せっ!』
ペシッ!とその手を跳ね除ける。相変わらずのツンデレ具合。
『ったく……。ほら、ここ座るぞサボ。』
サボ「おわ!引っ張るなよ〜。」
サボの腕をグイグイと引っ張っていく。
コアラ「…さらっと席は隣にするのね…」
『別にいーだろ。なんかもう2つ席を取るのが癖になってる。』
サボ「そりゃあな!!俺とAは10年くらい一緒!セットだったからな!!」
ドヤ顔でそう語るサボを、冷たい目で突き刺すように見るA。
これが、一日の始まり。
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - あいうえおかしさん» コメントありがとうございます！夢主くんはサボくんより実力ちょい上くらいです！原作をこじ曲げてこれだけ強くしたのにも理由がありますが、秘密です！改めて、コメントありがとうございます！！ (2019年8月11日 23時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
あいうえおかし(プロフ) - コメント失礼します！！！とても面白い作品なのですが一つ気になる点がありまして.......革命軍ナンバー1がドラゴンさんで2がサボくんのはずですが夢主とサボくんは同じ強さというのでいいのでしょうか？ (2019年8月10日 22時) (レス) id: 8267db0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年5月26日 21時
