第二話 金平糖の魔法をかけて ページ45
『は、！？』
戸惑っている間に、凄い速さで帰ってきた。
サボ「っは…っ、金平糖！取ってきた！」
ベティ「…はは、私も来てしまったよ！面白い話だからねｪ。」
コアラ「面白い話って…」
ベティを連れて、2人は息を切らして戻ってきた。
『…は、え』
どうして。
そう言おうとした時、3人が同時に手を出した。
その手には、カラフルな金平糖が握られて…何故か、輝いているように見えた。
全員、何も言わずに…ただ、微笑んでいた。
『……お前らっ…』
抑えられなかった嬉し涙を袖で拭いながら、受け取った。
カリッ。と軽い音をたてて、口の中で甘味が広がった。
『っ、ひぐ…っ……っ甘いなっ…！ありが、っ…ありがと、な…！』
綺麗な涙を零しながら、にっこりと、…とても嬉しそうに笑った。
ベティ「…楽しかったのね？」
『…あぁ……！最っ高だバーカ！』
自慢げに言うベティを、ペシッと叩いた。
『…もう、出来ねーと思ってた…！』
嬉し涙は、ずっと止まらずに流れ続けた。
その姿は、本当に幸せそうに見えた。否、きっと幸せだろう。
サボ「よし！じゃ、短冊書くか！金平糖、まだあるから後で食べる！」
と言いながら金平糖を袋に入れる。
コアラ「欲張りね！！もうっ！…あ、竹は先に用意したから！」
『おう、行く。』
落ち着いたのか、いつもの声に戻った。
ベティ「願い事、何にしようかねェ……」
その日は、短冊が沢山並んだ。
“Aとこれからも一緒に居られますように！
サボ”
“サボ君とA君が、暴走したりしませんように！
コアラ”
“苦労人のA、いつか本当の悩みが解けますように
ベティ”
“これからも、革命軍でいれますように。
故郷に、いつか光が取り戻されますように。
A”
七夕編、end＿
※ここからは本編に戻ります…展開を忘れてしまった方は
第42話にお戻りを〜
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - あいうえおかしさん» コメントありがとうございます！夢主くんはサボくんより実力ちょい上くらいです！原作をこじ曲げてこれだけ強くしたのにも理由がありますが、秘密です！改めて、コメントありがとうございます！！ (2019年8月11日 23時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
あいうえおかし(プロフ) - コメント失礼します！！！とても面白い作品なのですが一つ気になる点がありまして.......革命軍ナンバー1がドラゴンさんで2がサボくんのはずですが夢主とサボくんは同じ強さというのでいいのでしょうか？ (2019年8月10日 22時) (レス) id: 8267db0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年5月26日 21時
