白ひげ海賊団の黒猫～本章～【onepiece】【男主】 (ページ47)

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【Special Edition!!“2”】真実を伝える医者ページ47

海軍本部、マリンフォード。

見聞色の覇気で、映像用でんでん虫なんぞすぐ分かる。

映るのが面倒だから、一つ一つを踏み潰して歩いて行く。残骸が転がっていく。

カユラ「さァて、かわいいかわいい弟を連れ去った輩をぶっ潰したいところだ。」

会議室から声が聞こえる。

……ド正面から乗り込んでやるよ。文句なんか言わせねェ。

カユラ「よ、元気にしてるか？偽善者共。」

会議室の窓から飛び降りる。一斉にその場の奴らの目線が俺に移った。

ドフラミンゴ「…あ？」

くま「…」

センゴク「な、何！？」

相変わらず個性が満ち溢れてるなァおい。七武海の奴らは。

カユラ「…で？俺達の弟は何処にやった？その会議をしていたんだろ。

“白ひげ海賊団を引っ張り出した後、どうやってAを始末するか。”

…続きを話してみろよ」

俺がそう言うと、七武海ですら黙り込んだ。

…あァ、“政府の犬”はこの程度なんだな。自由という物の美しさを忘れたか。

カユラ「…元海軍医療隊。今は誰が仕切ってるが知らねェが、…まァどうでもいい。

……今は俺1人だ、殺せるなら殺してみろよ」

ま、海軍は俺を殺せないだろうな。

…それでもまだ黙りこけるか。だったら、俺を殺さない理由を教えてやるよ。

全て、細かく。俺の過去も合わせてな。

カユラ「まだ分からないか？お前らが全て歯車を壊した癖に、なァ。

8年前に海軍医療隊隊長になった。それは知ってるよな？その次だ。

6年前だよ6年前。」