【story“65”】納得いく応えは ページ41
昼飯のシーフードカレーを食べ終わって、
……相変わらず隣にいるエースに思い切って言ってみた。
『ルフィに会いてぇな、おれ！』
おれがそう言うと、まるで待ってたかのようにエースが目を輝かせた。
エース「おっ！！そうか！！じゃ、何処にいるか探さねェとな！」
カユラ「…少し口出しさせてもらうが、エースのエベレスト書類は終わったのか？」
エベレスト書類！！？エベレストのように積まれた書類でエベレスト書類か！
上手いな！←
エース「終わらせてないとでも！？」
エースがニヤリと笑った。え、終わらせてるのか！？あれ150枚はあったぞ！？
エース「Aにみっともねェ姿見せられねぇと思ってよ、へへ！」
お、おれ！？……良く見たら、エースの目の下に少し隈がついてるな…
…それだったら褒めねぇとダメだな！
『おれ！？…エースすげぇ！ありがと！』ﾆｺｯ
精一杯の笑顔でエースを褒めた！は、はずだ！
エース「！！…頑張った甲斐があったぜ！ルフィの所行こうな！」
そう言われて、おれはまたエースに頭を撫でられた。…うーーむ。納得いかねぇ！！
ぎゅ、とエースを抱き締めた。椅子に右腕を置いて、左腕で。
カユラ「…おーおー、邪魔みてェだなァ。ルフィの所行くのは言っておく。
行ってこい。」
それだけ言って、カユラはどっか行った。
エース「Aっ！？」
『おれだけが撫でられてばっか…んなもん、納得いかねぇよ！エースが頑張ったんだろ！』
あ。
感極まって抱き着いたけど、すげぇ目で見られてる。…まあいいか！！←
『…そうだ！そうと決まればルフィ探ししよう！情報集めねぇとな！』
【story“66”】置き手紙を残して→←【story“64”】エースはおれのお母ちゃんですか？()
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作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年6月22日 23時
