白ひげ海賊団の黒猫～本章～【onepiece】【男主】 (ページ34)

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【story“58”】“差別”の恐ろしさページ34

エース「なんで俺だけ！？」←

兄貴の強烈なチョップを食らって、エースは少し頭を押さえて悶えていた。

か、可哀想だ…

『だ、大丈夫か…？』

エース「なぁA～！お前の兄貴ほんとすぐ暴力振るうんだぞ～…痛てーよ…」

そう言ってエースはしゅんとした。いや、犬かよ←

『……そうだ！』

おれがさっきので疑問に思ったんだ！兄貴に向かってズカズカと歩いていく。

マルコ「…よい？」

『エースを殴るならおれも殴れ！！』←

差別みたいで嫌じゃねぇか！！おれは差別が嫌いって、兄貴なら分かるだろ！？

「「「「「ん！！？」」」」」

『何で驚くんだよ！？当たり前だろ！エースが殴られるなら普通おれもだろ！

それともなんだ！？弟だからか！？別に嬉しいけどこれは違う！遠慮せずに殴れっ！！』←

腕をだらんと下ろして、兄貴の前に立った。

ええ…って言いたげな顔で兄貴はおれを見てる。……こっちがえぇ…だよ！！←

カユラ「っははは！Aの言いたい事は正論だなァ！！

でもよ、流石にマルコがAをやるとは思わねェ。A的にはどうだ？」

え？……う、うーむ。。

『……おれは差別が嫌いだっ！！』

おれがそう言い放つと、兄貴はペシッとおれの頭を叩いた。