白ひげ海賊団の黒猫～本章～【onepiece】【男主】 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:17 hit、合計:58,885 hit

【story“28”】食らえ聖剣、平手打ちページ4

『……ん…？』

パチッ、と目が覚めた。

…つか、朝なのにすげぇポカポカしてるんだが気のせいか…？

エース「ぐがー……」

『…ッ！？え、エース！？』

気のせいなんかじゃなかったわ。エースに抱きつかれてるからだ。←

後ろからすげぇ筋肉ついた腕でホールドがされてしまってる。

『ぅぐ…～～っ！っあ”ー！何で寝ててもこんなに怪力なんだっつーの！』

やけに幸せそうな顔で寝てんなァおいエース！！←

『こちとら腹減ってんのに…っ！！』

こうなったら必殺技を使ってやる！慈悲なんぞねーわ！！←

食らえ！！

『おらｧ！！』←

右手を何とか振り上げて、エースの左頬にいわゆる平手打ちをした。←

ｯﾊﾟｧﾝ!!←

エース「いっでｯ！！」←

悲鳴を上げて勢いよく起き上がるエース。

『…悪かったな、あまりにも起きないもんで。…あと腹減った…』

エース「…おう！！飯食うか飯ｯ！！」

相変わらずの太陽みたいな笑顔で、おれの腕を引っ張っていった。

…周りの目線がとにかく痛いが、こうなったら気にしない方が得策だろうな。

『…おーよ！』ﾆｶｯ

エース「……っ」

おれが笑いかけると、エースに頭をわしゃわしゃと撫でられた。

エース「…可愛いなァもう！！」

それだけ言って、先に走っていってしまった。

…っておい待て！！

『可愛いは聞き捨てられねぇなｯ！！待ちやがれエース！！』

・

カユラ「…実際可愛いやつだからなｧ…。男とは思えねｪほど美人ではある。

髪伸ばしたら女じゃねｪか。」

マルコ「そうだねい。…エースがずっと抱き締めていたのは許せねぇよい…！！」←

イゾウ「親でもねｪんだから…w」