白ひげ海賊団の黒猫～本章～【onepiece】【男主】 (ページ19)

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【story“43”】レッツショータイムページ19

その時。

船の近くで、ドーン！と水柱が次々と起こり始めた。

『…客人、来てるのに……こんなタイミングで来んなよな』

ロー「あァ、来たのか。“悪い客人”が。」

そう。

悪い客人…つまりは敵！遠ーくに結構大きめの船影が見える。

『…ちょっと待っててくれ！』

すぐに立ち上がって、甲板を走った。そして、思いっ切り跳んだ。

サッチ「うっひゃー…ありゃ末恐ろしい！折角なら眺めてみるか！」

サッチがそう言ったのが、ギリギリ聞こえた。後ろを振り向くと、何故か観客がいた。←

『…見てろよー？っはは！』

跳んでいる間に、能力の要でもある右腕を振り上げた。

「…あれは！？黒猫のA！？」

『大正解！でもよ…怒ってるぞ？おれ。』

右手に、思いっ切り力を込めた。横目で見ると、黒い爪が現れていた。

『“黒閃光(セカンドトリック)”！』

敵の船に乗り込んで、甲板の真ん中に爪を振り下ろした。

途端、黒い光がおれの手から弾き出され、船の半分は大破させてやった。

バキバキ！！と音がしてる。

「い、いぎゃぁぁあ！！？」

…ったく、男のくせに、そんな悲鳴あげんなよなー。

『空の上で後悔しなっ！』

ポン！とA5サイズくらいの…トランプが出てくる。ハートとスペードの1！

『“終わりの祇”(エンドロール)っ！』

両手に持ったカードを、そのまま。