【story“19”】複雑な気分 ページ26
『うるせぇなぁ…』
小さく呟いたが、兄貴たちには聞こえていないようだ。
おれが寝転がると、エースも隣に来た。
エース「よしよしー…」
柄にも合わず、おれの頭を撫でてくるエース。
……悪い気はしないから、このままでいいか。
もう夕暮れだ。
騒ぎ立てている兄貴たちを無視して、おれはいつの間にか眠りについていた。
.
.
エース「…ん？寝た？」
チラリ、と横目で見ると、こんな騒がしい中でもすやすやと眠っていた。
マルコ「人の話を聞かない弟だよい…！！ったく…」
そう怒りながらも、優しい目でAを見つめていた。
カユラ「……猫だな、本当に…。」
いつの間にか現れたカユラは、呆れるように眺めている。
イゾウ「猫好きのカユラにとっちゃｧ、良い奴が来てくれたんじゃねｪか？」
カユラ「…はァ、否定はしねぇ。実際、弟みたいで気に入ってる。」
少し悲しそうで、でも嬉しそうな複雑な表情で拳を強く握っていた。
イゾウ「(天涯孤独の身だったカユラだと、思うところもあるんだろうなｧ…
…意外と子供っぽいんだよな…だからこそ、弟みたいな存在ができて嬉しいのか)」
色んな人に眺められている中、1人Aは眠っていた。
【story“20”】事件の前触れ→←【Bonus!!“4”】終わり！
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - 梨花さん» コメントありがとうございます！初コメおめでとうございます(？)これからも頑張るやる気が出てきました！頑張ります！！ (2019年6月18日 23時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
梨花 - この夢小説読ませていただきました!とても面白かったです!これからも更新頑張ってください!応援してますよ!あと最後に一言 初コメゲットだぜ!*\(^o^)/* (2019年6月18日 23時) (レス) id: 43328ac1f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(元あかりんご。)赤林檎。 | 作成日時：2019年4月20日 22時
