早くねぇか?.HIRO ページ23
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prrrrr.....
HI「もしもし。.........え、でも!そう、ですか。わかりました。」
なんだよ、
なんで今なんだよ。
三代目は確実に人気が出始めてるのに。
Aを動揺させたくない。
けど、甘やかしすぎもダメだ。
Aに言うべきか、
言わないべきか。
今、Aを苦しめるべきか。
苦しめないべきか。
どちらがAのためになるかはわからない。
HI「あいつ、無期懲役じゃなかったのかよ。」
早くねぇか?
だって、大人2人を殺したんだぞ?
あいつがやったことは6年ばかりじゃ、
償いきれない。
.
コンコンッ__
HI「はい、」
臣「失礼します。HIROさん、、、。」
無言で俺を見つめる登坂は何となく、
話す内容のオーラに気づいているんだろう。
HI「........実は、6年前の犯人が出所した。」
臣「、、、、、え?出所って!聞いた話じゃ無期懲役だからってA、安心してたんですけどっ」
HI「登坂、少し声落とそうか」
あまり周りに聞かれたら迷惑な話。
登坂にそう言ってみれば俯いてよく表情が見えない。
けど力強く握られた手には悔しさが滲み出ていた。
臣「この話はAに?」
HI「いや、まだ誰にも言ってない。」
臣「なんで俺には言ったんですか?」
HI「今はお前が1番Aと距離が近いんだ。あいつのペースでいきたかったんだけどな」
臣「Aには、、、、、言った方がいいんじゃないですか?」
HI「......なんでそう思う?」
臣「Aは本当はメンバーとわちゃわちゃして楽しくしたいんだと思います。けど、過去のことをメンバーが受け入れてくれるか不安でみんなに近づく勇気がないから、
だから 壁を作って孤独に走る。たった些細なことでも事件について知っていけばその知った数だけメンバーに告白できるんじゃないかって思うんです。」
HI「……」
臣「Aが辛いのは分かります。けど人間は辛いことがないと生きていけません刺激がないと。それを与えるのは親の役目、HIROさんの役目だと俺は思います。」
俺の目を捉えて離さない登坂の目は、少し潤っていた。
HI「そうか。じゃあ明日の4時、Aと一緒にここへ来てくれ。」
登坂はよっぽど好きなんだな、Aのこと。
臣「っ、は、はい!」
TAKAHIRO達にも言わなくちゃな。
俺は、5人に電話をかけた。
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美晴(プロフ) - 美紀さん» 最高だなんてとんでもない!でも読んでもらえて嬉しいです! (2018年4月9日 20時) (レス) id: 361b658267 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - LDHグループ大好きですこの小説最高です (2018年4月9日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
美晴(プロフ) - 亜莉沙さん» ありがとうございます!コメントを頂けるとがんばろって思います!語彙力がないもので理解できないところがあるかもしれないけど頑張ります!! (2018年4月5日 9時) (レス) id: 361b658267 (このIDを非表示/違反報告)
亜莉沙(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: 54ac9d31dc (このIDを非表示/違反報告)
美晴(プロフ) - えりなさん» ありがとうございます!!どんな風にメンバーと仲が悪いイメージを書けばいいか悩んでいます泣待っていただけると嬉しいです! (2018年3月26日 10時) (レス) id: 361b658267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美晴 | 作成日時:2018年3月21日 15時