【JN】長男と日本人ラッパー【男主】 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:83,082 hit

6 JN ページ7

Jin side

もう長年一緒に居るからか長男の威厳は少しづつ薄れていってるのを肌にしみじみ感じながら皆んなのあとを後ろからついて行く。歩きながら先ほど貰ったキーホルダーをバッグに落とさないよう慎重に付けた。

駐車場に行き、乗ったバンの中。窓の外に流れるソウルのネオンに今日も長い1日が終わったと一息ついているとたまたま隣に座ったユンギが不思議そうな顔をしながら話しかけてくる。

yg「あれジンヒョン、バッグにそんなの付けてましたっけ？なんだっけこのキャラクター」

「ん？あ、ああ、これ？つ、付けてたよ。ちょっと前から」

yg「ふーん」

飲み物を買いに行ったらたまたまゲーム製作者と会って貰いましたなんて言ったらまたマンネラインがうるさいな、、
いや、もうラップラインまでもが攻めてくる図が浮かんで怖くなったので軽く誤魔化した。
飲み物も買い忘れて非売品の超激レアキーホルダーだけ抱えて控室に入ったのになぜかバレなかったあの奇跡を無駄にはできない。
せっかくの神回避が、、、
そう思えばあのマンネラインのあの攻撃は正しかった様に思える。

ごめんよ、ユンギ、サランへ。なんてふざけたセリフを頭の中で思い浮かべて苦笑いした。