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「ッ!」
冷や汗が止まらない石燕。
「Goodmorning!MS.鳥山?」
「…Batmorningですよ、お陰様でね。」
石燕がそう言えば高笑いするフィッツジェラルド。此処は何処なんだと辺りを見回す石燕。
「…私は捕まったのに、何故こんな豪華な部屋なのでしょうか?」
石燕が言っているのはご最もだった。石燕が寝ていたのは、ベッドでしかも、高そうな物ばかり置いてある。
「?言っただろう?俺は君をどんな方法でも部下として引き入れると。」
「寝言は嫌いです。
黙って頂いても?」
フィッツジェラルドが言ったことが気に食わないのか、殺気を放つ石燕。
そんな石燕を面白そうに見るフィッツジェラルド。
「君は立場を弁えた方が良い。君の居るこの部屋は、監視カメラは勿論の事、扉には鍵がついている。」
しかも、電子式だ。と、見下すように言うフィッツジェラルド。
それを聞けば確かに八方塞がりだと思う石燕。
「…敦君達は?」
「アツシ?あぁ、
余裕そうに言うフィッツジェラルドに、呆れた様な様子の石燕。
「…何だ?その顔は?」
「あらあらすみません。貴方がやっぱり阿呆だなぁと思いまして…ふふふ、」
私が攻撃したらどうするんです?、と聞く石燕。
「…どうせ君はこの場では攻撃をしない。だから、拘束具も外している。」
「何故そう言いきれるんです?」
「HAHAHA!簡単だろう?
_______俺ならそうするからさ!」
そう自信満々に言うフィッツジェラルド。その彼を見て目を細めて笑う石燕。
「似た者同士と言う事ですか。ふふふ」
「HAHAHA!」
_______ふふふ
_______HAHAHA
部屋から聞こえる笑い声。作戦書を渡したかったオルコットは、恐ろしくて部屋に入れなかった。
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楓(プロフ) - あ、本当ですね!ご指摘ありがとうございます! (2021年5月23日 13時) (レス) id: 8b752a0121 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 41ページ 探偵社)に電話して! の ) は不要ではないでしょうか? (2021年5月23日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 | 作成日時:2021年3月17日 18時