87 太宰side ページ37
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Ｑを抱えて走っていく石燕ちゃんの背中を見つめる中也がいる。
……絶対、中也は石燕ちゃんに惚れてると思う…。
ほら…読者の皆さん見て、あっ、画面だから判らないか。
じゃあ、説明してあげるね。めっちゃ顔緩んで気色悪い。以上。
「何だよ。糞太宰。」
「いやぁ〜？君には石燕ちゃんは似合わないと思っただけだけど？」
「はァ？！て、手前ッ何言ってやがんだァ！？」
うっわ、きっしょ。
ただでさえＱが石燕ちゃんに抱っこされてて腹立たしいのに、中也のこんなキモい顔見たら吐き気まで来たんだけど…。
「ハッ、手前がたった一人の女に夢中になるなんてなァ。しかも、石燕には気づかれてないときた、笑えんなァ。」
「ふふふ。五年前から狙っているのさ。でも
私がそう言えば、意外だ。と言う顔をする中也。
そうだろう？この私でも落とせないんだ。彼女は。だからこそ私は、彼女が欲しい。
「さっ、早く片付けよっか。」
「ハァ…。人遣いの荒い奴だぜ！」
そう言い、中也の前を歩く。いや、中也小さくない？昔っから一ミリも呼びてないんじゃあない？
そう思いながら作戦を実行する。敵は見事に囮に騙されてくれる。
そして、カッコつけているのかよく判らない台詞を言う中也。
「御見事。」
あ〜あ、早く石燕ちゃんに会いたい。
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楓(プロフ) - あ、本当ですね！ご指摘ありがとうございます！ (2021年5月23日 13時) (
レス) id: 8b752a0121 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 41ページ 探偵社)に電話して！ の ) は不要ではないでしょうか？ (2021年5月23日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2021年3月17日 18時
