71 ページ21
・
「(前からあんな変な
「(とか、思っているんでしょうね…。)
石燕がそう言えば、はっと前を見る敦。そんな敦を不思議に思い同じ方を見る。
「!?」
「燃料輸送車!?」
「石燕さん?!」
爆発する寸前に人形を敦に放り投げ、敦に覆い被さる石燕。その行動に驚く敦。
「ッ…!」
「が…はっ……!」
痛すぎて声が出ない石燕と、石燕が庇ったものの重症な敦。
ガスン、ガスン
「……!」
痛みにもがいていた敦は両脚を狙撃により破壊され、移動が困難になる。
それでも人形に手を伸ばそうとする敦。
「っ…あ、つしくんっ」
「っ!石燕さん…もう、喋らない方が…」
敦にもう大丈夫だという雰囲気で微笑む石燕。その姿を見て更に人形に手を伸ばそうとする敦。
「君の勝ちだよ。敦君。」
_____そんな優しい声が何処からか聞こえてきた。
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楓(プロフ) - あ、本当ですね!ご指摘ありがとうございます! (2021年5月23日 13時) (レス) id: 8b752a0121 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 41ページ 探偵社)に電話して! の ) は不要ではないでしょうか? (2021年5月23日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:楓 | 作成日時:2021年3月17日 18時