クッキー行進曲 ページ9
これでも気まずい思いをしてやってきたわけで
最初になんて言おうか迷っていたんだけど
「どうぞどうぞ！！ちょっと散らかってるけど！お茶入れてくるね」
と、笑顔で入れてくれた。
その時点で戸惑いを隠せなかったのに
離れと言うが普通の一軒家ほどの広さにまた戸惑って、リビングに通されたんだけど…
「ごめんねー座るとこないと思うけど、そこらへんのやつをどかしたら座れると思うから」
「「…」」
そこらへんってどこらへんですかって言うほど物で溢れてた
はい、今ココです。
戸惑いMAXです。
とりあえず座ってみたけど
ダンベルがあったり、雑誌があっ…おおっと見てない。私は何も見てない！！←
チラッとソクジンさんを見たら、クッキーを置いて黙々と洗濯物をたたみ出してた。
流石です
私も釣られて雑誌を積み重ねていたら(なるべく内容は見ない)、当の本人がマグカップ二つを持ってやってきた
「ごめんね、水しかなかったから可愛いマグカップに入れてみた！」
「み、水…」
クッキーに水は…まぁいっか。
片付けたばかりのソファに座りながらマグカップを貰う。
「クッキー食べてもいい？」
「あ、どうぞどうぞ。出来たてだから美味しいよ」
「えっ、これ、お兄さんが作ったの！？」
「まぁ…うん。料理には自信があって」
「すごい！こんな美味しそうなクッキー作れるなんてすごいよ！！」
「そ、そんなことは…あるかな！」
あるんかい！
キラキラと目を輝かせると、夢中にクッキーを食べだした。
「むぐ…2人とも、ここで働いてるの？」
「俺は3年くらい前からで、Aちゃんはもうすぐ１週間ぐらい？」
「はい」
もくもくと食べてる姿に効果音をつけたい。
なんか可愛い
「君、Aちゃんって言うの？」
あ、名前呼ばれた
そういえば自己紹介してなかったな。
「Aって言います。先日は…いやさっきも、本当に失礼しました！！」
「ふふふ、なんかいつ会ってもAちゃんは謝ってるよね」
う…
「面目ないです…」
「新しいパターンだ！」
楽しそうに笑うと、今度はソクジンさんを見て
「お兄さんは？その前に俺より年上だよね？」
「大学3年生だよ」
「そうなんだ！ならヒョンって呼んでもいい？」
「いいよ。キムソクジンです。」
「わー！俺と同じ苗字だ！
よろしく、ヒョン！」
「うん。こちらこそよろし…ん゛！？」
「ん゛！？」
今、同じ苗字って言った？！
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ティラミス(プロフ) - ジンニムと主人公ちゃんとテテの3人の会話が、というか主人公ちゃんが面白くてめちゃ笑わせてもらいました！笑後半からいろいろと悲しすぎて胸が痛かったです(；＿；)これからどういう展開になっていくのかすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2018年4月5日 17時) (
レス) id: 8810c09dc0 (このIDを非表示/違反報告)
いくみん(プロフ) - パス解除待ってました~(T_T)また楽しみにしてますね! (2016年8月7日 21時) (レス) id: 970b4833a7 (このIDを非表示/違反報告)
どーん(プロフ) - ミョンファさん» 嬉しいです！！期待に答えられるよう精一杯やらせていただきます！ (2016年6月25日 11時) (レス) id: da3ea46b05 (このIDを非表示/違反報告)
ミョンファ(プロフ) - 今一番お気に入りのお話です！更新楽しみにしてますね〜＾＾ (2016年6月24日 2時) (レス) id: 9c6bf2f88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どーん | 作成日時：2016年6月7日 20時
