検索窓
今日:8 hit、昨日:26 hit、合計:3,816 hit

一発勝負 ページ11

「…面倒くさっ」
て言うか、めちゃめちゃ強いじゃん。
一体でも頸斬られなかったら死なないのに。なんで十二鬼月じゃないんだろう。

──炎の呼吸、壱ノ型、不知火

鬼の頸自体はすぐに落とせる。
なるほどなあ、鬼自体は弱いんだ。
ただ、死なない。

──すぐに倒せないと判断したら──

「隊士と自分の防衛に徹する…」
攻撃を繰り出しながら、少しずつ生き残っている数名の隊士を保護していく。皆出血がひどいし、意識のない隊士もいるようだ。

かといって戦えるのが私ひとりである以上、手当も出来ない。
しかもこの鬼の特性からして、じわじわとお互いの体力を削る長期戦になるだろうな。

でも、隊士の怪我は一刻を争うものもある。
早いとこ決着をつけないと……

「……煉獄さん、ごめんなさい」

柱の命令を無視することになるが、煉獄さんを待たずに一撃で仕留める。
正直、この程度の鬼なら、この技で頸は落とせるだろう。
ただ、今の私の体力ではこの技は一度しか出せない。
文字通り、一発勝負──

──炎の呼吸、奥義──


できる限り速く、根こそぎ抉り取る──!


──玖ノ型、煉獄──



轟音と煙が収まった後、残されたのは──

柱の背中→←鬼って厄介だ



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:時透無一郎 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:merry | 作成日時:2020年12月13日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。