Episode01 T46 ページ46
トイレで用を足していると
「あぁー、汗かいた。」
と言いながら伊佐美が入ってきて、
ひとつ間をあけ、横に並ぶ。
「あれ？お前もトイレ？」
「おー。Aも電話で出てったままだから
パイセン、1人カラ中。」
伊佐美が急に言うから
一人で寂しく歌ってるパイセンを想像し
思わず笑ってしまい、
肩が揺れることで、狙いが定まらなくなる。
「ばかばか、笑かすな！
飛び散んだろっ」
「てか、マルから連絡あった？」
「うぅん、ないよ？
帰ったんじゃねぇかな。」
「えー？1人で？
あいつ、いつも最後までいるけどな。
っていうか、移動の度にAがLINE送ってんだから、
帰ってるんだったら返事くらいよこせばいいのに。」
そんなことしてたのか。
まぁ、はぐれたら見つけるの大変だろうけど。
お人好し。
「あいつそんなことしてたん？」
だからスマホずっといじってたのか。
ズボンのチャックをあげ、
伊佐美とトイレを出て、部屋へ向かう。
「ただいま。」
「パイセン、ただいま。」
Aは戻ってないようで、
パイセンは1人泣きながらロードを歌っていた。
「♪俺の手を握り返し、
愛がほしいと言った…
なんでもないようなことが〜」
画面の横で、一人うたうパイセンの左右に
マイクを持って伊佐美と座る。
「「「♪幸せだったと思うなんでもない夜のこと
二度とは戻れない夜」」」
なんだろう。
よくわからないが、パイセンの悲しい気持ちが移ったのか
同情か。
俺の声も、伊佐美の声も、
なんだか泣きそうな声だった。
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結姫(プロフ) - みほさん» しばらくは、出てこないと思う♪乙女な小説が書きたいのに！汚物のはなしばっかり＞＜ということで、また次巻〜 (2017年8月8日 19時) (
レス) id: aa658a14f4 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 結姫さん» すっごい書いてありましたねｗｗｗ1巻目完結おめでとうございます＾＾我儘なリクエスト、聞いてくれてありがとうございました！次も楽しみにしています♪ (2017年8月8日 19時) (レス) id: ffa53d8167 (このIDを非表示/違反報告)
結姫(プロフ) - レオナさん» レオナさん、ごめんなさい。2巻目まだ公開できる状況になってなくて、下書きのままなのです。リンクややこしくてすみません><少々おまちください (2017年8月6日 11時) (レス) id: 2910946d8c (このIDを非表示/違反報告)
結姫(プロフ) - しおらんさん» しおらんさん、ありがとうございます^^ケーキシーン、ほんとはもっと長かったんですけど、パート1をトビオのセリフで終わりたくて、若干短く><そのうちその時の話ももう一度出てくる予定なので、次巻もよろしくお付き合いください^^ (2017年8月6日 11時) (レス) id: 2910946d8c (このIDを非表示/違反報告)
レオナ(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらってます！パート2なんですけど、パスワードかかってますか？ (2017年8月6日 0時) (レス) id: 1e5c4cc75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結姫 | 作成日時：2017年7月20日 0時
