Episode01 T24 ページ24
あいつ、今頃やってんのかなー。
電車のドア横。
手すりに寄りかかり、
市橋と蓮子のあれこれを想像していると
『おはよ？トビオ。』
と、Aが顔を覗き込んできて
にこっと笑う。
「おー…。お前は朝から元気だねぇ…。
眠くねぇの？」
『平気♪
珍しいね？』
と言うと、Aは電車のドアに寄りかかる。
「んー？」
『今日は、パンツいいの？』
「女子こーせーが、
朝っぱらからパンツとか言いなさんな。」
『えー…。』
あんたがいう？
見たいな顔をして、Aが苦笑した。
「そーいやさ。」
『うん？』
「今朝、あいつにあった。」
『あいつ…って？』
「この間絡んできた中にいたろ？ヤバ高の市橋。」
『え！？どこも怪我してない？』
ヤバ高と聞いた途端、
心配そうにパタパタと体を触るA。
「逃げてやったから大丈夫。」
自分の体を撫でるA手首を掴むと、
下におろした。
変なこと考えてたとこで
体撫で回されたら、変な気分になるだろ。
『なら良かった。
よく逃げれたね。』
「そーいやさ、市橋と蓮子付き合ってるみたい。」
『えー？』
多分違うんじゃない？
とAが眉を寄せるので、
今朝の出来事をざっくり話す。
『それって…
蓮子が気を使ってその市橋くん止めてくれたんじゃない？』
「抱きついて、誰もいない家に呼ぶのが？
なんで蓮子がそんな事すんだよ。」
『…大事な友達だから…とか。
幼馴染みなんだし。
蓮子が、市橋くんと付き合ってるって言ったんじゃないんでしょ？
ちゃんと聞いてみた方がいいと思うな。』
「まぁ。」
困り顔のA。
まあ、付き合ってても、付き合ってなくても
どっちでもいいんだけど…。
もう直ぐ降りる駅だ。
っていうか、こいつ。
俺が蓮子のこと好きだと思ってんのかな。
で、こんな必死って。
他人事に真剣に悩むAに
苦笑すると、電車のドアが開いた。
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結姫(プロフ) - みほさん» しばらくは、出てこないと思う♪乙女な小説が書きたいのに！汚物のはなしばっかり＞＜ということで、また次巻〜 (2017年8月8日 19時) (
レス) id: aa658a14f4 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 結姫さん» すっごい書いてありましたねｗｗｗ1巻目完結おめでとうございます＾＾我儘なリクエスト、聞いてくれてありがとうございました！次も楽しみにしています♪ (2017年8月8日 19時) (レス) id: ffa53d8167 (このIDを非表示/違反報告)
結姫(プロフ) - レオナさん» レオナさん、ごめんなさい。2巻目まだ公開できる状況になってなくて、下書きのままなのです。リンクややこしくてすみません><少々おまちください (2017年8月6日 11時) (レス) id: 2910946d8c (このIDを非表示/違反報告)
結姫(プロフ) - しおらんさん» しおらんさん、ありがとうございます^^ケーキシーン、ほんとはもっと長かったんですけど、パート1をトビオのセリフで終わりたくて、若干短く><そのうちその時の話ももう一度出てくる予定なので、次巻もよろしくお付き合いください^^ (2017年8月6日 11時) (レス) id: 2910946d8c (このIDを非表示/違反報告)
レオナ(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらってます！パート2なんですけど、パスワードかかってますか？ (2017年8月6日 0時) (レス) id: 1e5c4cc75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結姫 | 作成日時：2017年7月20日 0時
