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私は家に駆け込んだ。
『はぁ…はぁ…。』
息切れがすごい…。
母「おかえり、A。どうしたの?ずいぶん疲れてるようだけど…。」
『ううん…全然…平気…。』
私は、目の前にいる母をどけて、自分の部屋にこもった。
バタン
どうしよう…。このままじゃ何されるかわからない…。
やっぱり誰かに相談するべき…?
あとをつけられるのは、平日の塾の帰り。一人で帰ってる時だけだった。
まさか、休みの日まであとをつけるなんて…。
春千代と一緒にいるところも見られてたってこと…?
春千代にも被害が出るかもしれない。私といるせいで。
『どうすればいいの…?』
一人、誰もいない部屋でそう呟いた。
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2日後
今日は学校。
ストーカーのことが怖くて怖くてたまらない。
しかも今日は、学校が終わったら塾がある。
ストーカーに会う可能性が高い。
そんなことばかり考えて、登校していると…。
春「わっ!!」
道の角から春千代が。
『あっ…春千代。おはよう。』
春「おはよ〜。どうした?元気ないな。」
『そんなことないよ。ただ寝不足なだけ。』
春「そうか。」
角から驚かしてきた春千代にも驚かなかった。
そして私は、ストーカーのことばかり考えて、1日を過ごした。
春「A〜今日も一緒に帰ろうぜ。」
『ごめん、今日塾あるんだ。』
春「分かった。じゃあ、明日は?」
『明日は平気。』
春「そうか。じゃあ、またな!」
『うん。バイバイ。』
私は早歩きで学校を出た。
塾があるから、早く帰らないといけないという気持ちもあったけど、春千代にストーカーのことを知られたくないという気持ちもあった。
春(A…やっぱり様子がおかしい…。)
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merai(プロフ) - miiila01317907さん» コメントありがとうございます!いやマジでわかります!!私もこの作品に春千夜愛を詰め込みました…ww (2022年4月5日 16時) (レス) id: 067780b1b2 (このIDを非表示/違反報告)
miiila01317907(プロフ) - ふぅ!春千夜かっけぇ.....w。いやまじ自分でも制御できないんですよ、春千夜愛が..... (2022年4月5日 13時) (レス) id: ef1ef0b00a (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - meraiさん» (((o(*゚▽゚*)o)))♡ウレシイ とりまお互い様って事で♡ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
merai(プロフ) - ヒカルさん» いやいやいやいや!!ヒカルの小説の方が絶対すごいって! (2022年2月27日 18時) (レス) id: 067780b1b2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - これ絶対殿堂入りするって!!流石meraiだな!!! (2022年2月27日 15時) (レス) @page34 id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:merai | 作成日時:2022年2月12日 2時