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私はなるべく迷惑がかからないように、早めにお風呂を済ませた。
本来なら40分くらいだけど、今日は15分で済ませた。
私はお風呂から出て、脱衣所で、千咒ちゃんから借りたパジャマに着替える。
いつの間にか、見張りの千咒ちゃんがいなくなっていた。
でも結果的に男たちは来なかったし、全然大丈夫だった。
そして脱衣所からも出た。
リビングには千咒ちゃんも春千夜もいなくて、武臣さんだけがいた。
気まず…。
武「おっ、風呂から出たか。」
『はい。あの…千咒ちゃんと春千夜は…。』
武「あ〜…多分二階にいる。」
『そうなんですか…。』
武「春千代、学校ではどうだ?」
『真面目に授業受けていると思います…。教科書は毎日忘れていますが。』
武「そうか。あいつにしては意外だな。去年まで、学校なんて1年で1日くらいしか行ってなかったし。」
『朝も毎日一緒に行ってます。』
武「マジで?春千代が女とそんなに関わるとはなぁ…。」
武「Aは春千代のこと、どう思う?」
『何をし出すか分からないので、ちょっと怖いですが、なんだかんだで優しくて、千咒ちゃんとも仲が良さそうなので良いと思います。』
武「へぇ…だってな!良かったな!春千代!」
『えっ…?』
武「そこにいるのは分かってんだよ。」
春「あぁ〜もう!バレちまった!タケ兄いつから知ってたんだよ。」
武「そりゃあずーっと知ってたよ。」
『春千夜…ずっと聞いてたの?』
春「あぁ。」
『なんか恥ずかしい…。』
春「まぁでも、お前の本音聞けてよかったよ。若干話盛ってたけどな。」
『あんまり掘り起こさないで…。』
春千夜に、しゃべっている内容を全部聞かれて少し恥ずかしかった。
あっ、そうだ。
あの事を聞かないと。
『あの…すみません武臣さん、1つ質問してもいいですか?』
武「あぁ、構わねぇけど。」
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merai(プロフ) - miiila01317907さん» コメントありがとうございます!いやマジでわかります!!私もこの作品に春千夜愛を詰め込みました…ww (2022年4月5日 16時) (レス) id: 067780b1b2 (このIDを非表示/違反報告)
miiila01317907(プロフ) - ふぅ!春千夜かっけぇ.....w。いやまじ自分でも制御できないんですよ、春千夜愛が..... (2022年4月5日 13時) (レス) id: ef1ef0b00a (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - meraiさん» (((o(*゚▽゚*)o)))♡ウレシイ とりまお互い様って事で♡ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
merai(プロフ) - ヒカルさん» いやいやいやいや!!ヒカルの小説の方が絶対すごいって! (2022年2月27日 18時) (レス) id: 067780b1b2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - これ絶対殿堂入りするって!!流石meraiだな!!! (2022年2月27日 15時) (レス) @page34 id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:merai | 作成日時:2022年2月12日 2時