※三途君は取り扱い注意です※

24、お泊まり！？ ページ24

春「ただいま〜。」

結局戻ってきてしまった。


千「おかえり〜…って、えぇ！？なんで二人で帰ってきたの…？しかもハル兄…それお姫様抱っこ…。」

千咒ちゃんもこの表情。

そりゃそうなるわ。


春「こいつ、今日は家に泊めていく。」


千「えっ！？どういうこと！？」


『ごめん…。千咒ちゃん…私も何がなんだがよく分からなくて…。』


千「ちょっ、ハル兄！とりあえずAちゃんをおろして！？話はそれから！」


春「分かったよ。」


やっとおろしてくれた…。


千「えっとー…まずそれぞれの意見をどうぞ。」


春「俺はAを家に帰らせたくない。ただそれだけだ。」

『私はとにかく早く家に帰りたい。』


千「なんでハル兄は、Aちゃんを家に帰らせたくないの？」


春「帰らせたくないから。」


千「理由になってないのでダメです。」


千「とにかく、Aちゃんは家に帰らせる！」


『うん！！帰りたい！！』


春「帰らせない！！」


そこから粘って粘って一時間後ー。


千「ハル兄、ちゃんとした理由を教えてよ！Aちゃんを帰らせたくない理由！！」


春「だーかーらー！帰らせたくねぇんだよ！」


千「理由になってない！」

またこのやり取り…。


と、その時ー。


プルルル

電話がなった。


お母さんからだ…。

そりゃそうだよね。


『ごめん。ちょっと電話。』


『もしもし。』

母「A、どこにいるの？もう夜の7時よ？」


もうそんな時間だったんだ…。

『ごめんなさい。まだ友達の家に居るの。』

勉強会をすることは、母に連絡していた。

春千夜とやるとは言ってないけど…。

母「本当に？でも もう帰ってきなさい。」

『わかった。』

電話をきろうとしたその時ー。


バッ

『ちょっ、春千夜！！』

春千夜に電話を取られた。

春「もしもし、Aのお母さんすか？」

母「えぇ…そうですけど…。」

母「どちら様ですか？」

春「Aと勉強してた友達です。今日はAを家に泊めていくんで。それじゃ。」

母「ちょっと！泊めていくってどういうk…
プー、プー、プー


春「これで安心だな！」

ヤバイ…家に泊まることになっちゃった…。

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