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春「これでちょっとは、俺も勉強できるようになったかな。」
『でも、ほとんどサボってたじゃん。』
春「お前俺に慣れてきたら、だいぶ言うようになったよな。」
『そうかな?』
春「自分で言うのもあれだけど、俺本当に何し出すか分からないから、気を付けろよ?」
『分かった…。』
確かに…私最近油断してたかも。
春「それにしてもお前、千壽とだいぶ仲良くなったよな。」
『うん。千咒ちゃんいい子だし、可愛いから。』
『私もああいう妹ちゃんほしいな…。』
『私、一人っ子だから…。』
『春千夜も、なんだかんだで仲良さそうだったし。』
『春千夜?聞いてる?』
あまりにも無言だったので、そう聞くとー。
春「言ったよな?“何し出すか分からない”って。」
『へっ…?』
『うわっ!』
春千夜に足を引っかけられ、後ろに倒れそうになる私。
と、すかさず春千夜が私の体をキャッチした。
そしてお姫様抱っこの状態になった。
春「今日は家帰らせねぇから。」
『は!?』
ちょっと待って!?家に帰らせない!?
『ちょっ、春千夜!おろして!』
春「やーだこった。」
『じゃあ…これからどこ行くの…?』
春「んー?俺ん家。」
『マジでおろして!?家帰りたいんだけど!!』
春「だからさっき言ったろ。“何し出すか分からない”って。」
『それはそうだけど…。』
やっぱり春千夜はよく分からない。
油断した私がバカだった…。
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merai(プロフ) - miiila01317907さん» コメントありがとうございます!いやマジでわかります!!私もこの作品に春千夜愛を詰め込みました…ww (2022年4月5日 16時) (レス) id: 067780b1b2 (このIDを非表示/違反報告)
miiila01317907(プロフ) - ふぅ!春千夜かっけぇ.....w。いやまじ自分でも制御できないんですよ、春千夜愛が..... (2022年4月5日 13時) (レス) id: ef1ef0b00a (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - meraiさん» (((o(*゚▽゚*)o)))♡ウレシイ とりまお互い様って事で♡ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
merai(プロフ) - ヒカルさん» いやいやいやいや!!ヒカルの小説の方が絶対すごいって! (2022年2月27日 18時) (レス) id: 067780b1b2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - これ絶対殿堂入りするって!!流石meraiだな!!! (2022年2月27日 15時) (レス) @page34 id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:merai | 作成日時:2022年2月12日 2時