※三途君は取り扱い注意です※

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春千夜の兄妹の事も知ったところで、早速勉強を始める。


春「千壽、お茶かなんか用意しろ。」


『そんなそんな！良いよ別に。』


春「誰か家に来たら、これくらいはしないとだろ。」


春千夜…意外と気配りとかは出来るんだ。


千「えっと…お姉さん。今更なんだけど、名前教えてくれる？」


『私の名前は、神谷A。』


千「分かった！Aちゃんね！」


『うん！』


春「クッソ…！！あっという間に仲良くなりやがって。A俺と知り合ったとき、そんなんじゃなかったよ！？」


『だって見た目が見た目だもん。春千夜、めちゃくちゃイカつい感じするもん。』


千「ハル兄に比べて、自分はフレンドリーだから、Aちゃんとすぐ仲良くなれるんだよ。」


「『ねー。』」

千咒ちゃんと二人で顔を向けあって、声を揃えて言う。


春「あぁ〜もうガチでムカつく！！でも千壽、せめてAに敬語は使えよ？年上だからな。」


『私は敬語じゃなくて、普通に喋ってくれて全然良いけど…。』


千「本当に！？じゃあこのままで。」


春「だからAは口出ししてくるな！！」


千「まぁまぁ、良いじゃん。Aちゃんがそれで良いって言うなら。」


春「良くない。俺は全然良くない。」


千「ハル兄、否定してばっかだと女に好かれないぞ！他人の意見も肯定するっていうのは大事！」


『おぉ…。千咒ちゃん良いこと言うね！』


春「分かったよ。千壽が敬語なしで喋るのは許す。」


春「でも…俺ももっと…かまって…ほしい…。ﾎﾞｿｯ」

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