※三途君は取り扱い注意です※

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ﾔﾝｷｰ「おっ、おい！ボスっ！」


ﾔﾝｷｰ「ダメだ…気ぃ失ってんぞ…！」


ﾔﾝｷｰ「ヒィ…逃げろー！！」


ボスは置いたまま、その他のヤンキー達は去っていった。


『あの…ありがとうございます…！！』

私は助けてくれた少年にお礼を言う。


？「この辺は最近変なヤンキーが多いからね。お姉さんも、これから気をつけてね！」


『はい！』


あれ…？女の子っぽい…。


『あの…お名前は？』


千「千咒！瓦城千咒！」


『千咒ちゃん…？』


千「うん！」


あっ…女の子だった。


千「じゃっ！自分はこれで。」


『あっ…。』

あっという間に、千咒ちゃんは帰っちゃった。


千咒ちゃん…なんか春千夜と顔似てるな…。


まぁ、たまたまか！

名字も違うし、兄弟ってわけでもなさそう。


これから帰るときは気を付けよ。


ー次の日ー

朝から春千夜が来ないかヒヤヒヤしたけど、今日は何事もなく家を出られた。


エレベーターに乗って、下に下りる。


マンションの入り口を出て、しばらく歩いているとー。


春「わっ！！」


『うわぁっ！！』

曲がり角から春千夜が。


春「声デカッ。」


『もう…朝からビックリさせないでよ…。』


『ていうか春千夜、今日も荷物何も持ってないじゃん！』


春「逆に俺が持ってくると思うか？今日も教科書見せてくれよなっ☆」


『三度目はないです！！』


春「えぇ〜？いいじゃ〜ん。」


『ダメですっ！！』


春「頼むよぉ…！」


今日も、大変な一日になりそうです。

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