※三途君は取り扱い注意です※

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春千夜が私の好きな人になる？

どういうこと？


『春千夜、それってどういうこと？』


春「お前って本当に鈍感だなぁ…。」


『えっ！？』


春「まぁいいや、さっきのことは忘れろ。」


春「そんじゃ、俺はここで。 じゃあな！」


『ちょっ、ちょっと！』


春千夜は、走って帰っちゃった。


今朝私がしたお願い…ちゃんと聞き入れてくれたんだ。


でも、やっぱり春千夜の話はよく理解できなかった。


一人で考えながら帰っているとー。


ﾔﾝｷｰ「ねぇねぇ、そこのお姉さん。」


『？』


数人の変なヤンキーに絡まれた。


ﾔﾝｷｰ「さっきのマスクの男、どこ行ったかわかるぅ？」


マスクの男…？

春千夜のことか。


『いっ、いえ…知りません…。』


ﾔﾝｷｰ「嘘ついてんじゃねぇぞコラァ！」


ﾔﾝｷｰ「お姉さん、本当は知ってるよねぇ？」


ﾔﾝｷｰ「あいつの居場所教えねぇんだったら、お姉さん殴っちゃうよぉ？」


ヤバイ…どうしよう…。


助けを呼びたいけど呼べない。怖い…。


逃げたいけど体が動かない…。


お願い…！！誰か…助けて...！！


ﾔﾝｷｰ「何も言わないってことは、殴ってもいいんだぁ？容赦なくいくぞ。」


やられる…！！


と、その時ー。


目の前の不良が倒れた。


一人の少年が助けてくれた。


私に絡んできたヤンキー達のボスっぽいやつは、白目を剥いて気を失ってた。

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