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大人の色香 ページ8

最後のスカートは勿論、太宰のイメージカラーである赤色のスカート。

原色的な赤ではなく、太宰の髪の色の様な暗めの赤色だ

……例えるのなら【blood red(ブラッド レッド)】、“血のような赤色”というべきか。


燃えるような赤を抑えつけたようなダークな色。








太宰『・・・・・・。』





太宰は言葉と唾を思わず飲み込んだ。


……普段、お淑やかな淑女であるフユヒが服の一つ変えるだけで誰もが一度見惚れる色香を纏った、大人の女へと様変わりしたのだ









フユヒ『……あ、あの太宰先生?

どうかしましたか…?
そんなに長くまじまじと見つめられると…恥ずかしい、です…』




フユヒの恥ずかしがる声を聞いてハッと太宰は我に返る
……そんなにも彼女という人に見惚れていたのか






太宰『………司書、一言だけ言ってもいいか?』








フユヒ『え、あ、はい…?

や、やっぱり…似合いません、でしたか…?』






フユヒがおそるおそる太宰に尋ねる

__太宰は一度大きく深呼吸をしてからフユヒに近づき、彼女の両手を力強く握った









太宰『すっっっっげぇ似合う!!!!マジで似合う!!!!!!』









フユヒ『…………え??』









フユヒは目をパチパチさせる。

見開かれた瞳を興奮状態且つスゴい笑顔の太宰に向け、唖然とした表情を浮かべるしかできなかった









太宰『めちゃくちゃ似合ってる!イメージ以上に最高!!
これは俺以外のヤツもメロメロにさせちゃうって!!

いや〜、やっぱり俺は天才だわ!!!』








自画自賛しながら太宰はピョンピョンと嬉しそうに飛び跳ねる








フユヒ『ほ、褒め過ぎですよ太宰先生。』








太宰『いやマジでホントのことだって!!

これはもう、俺のスタイリストとしての才能が開花されちゃうのかもなぁ〜♪』









フユヒ『あはは、太宰先生ならきっとなれますよ。









__……あれ、そう言えばさっき“俺以外のヤツ”って……?』









太宰『…………あ。』

心からの想い→←フユヒinファッションショー



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(プロフ) - 前回が凄く良かったので、今回も期待してます( ´ ▽ ` )何気に最推し太宰さんなんで、すっごい楽しみです! (2020年1月4日 17時) (レス) id: fa1770cf31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天城 ー天にそびえる城ー | 作成日時:2020年1月4日 1時

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