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-YG-

深夜3時。
作業を終えて少しの休憩のため数時間ぶりに部屋の外へ出た。

流石にこの時間となると静かな宿舎内。

YG「はぁ…ってうわっ!!」

『…声大きいです』

YG「何やってんだよ…」

真っ暗なリビング。
その中で1人で小さくなって座ってるAがいた。

こんなん見れば誰でも叫ぶわ。

YG「電気ぐらい付けろよ」

『…節電です』

YG「自分の部屋に…」

こいつ部屋なかったんだ。←

YG「はぁ…」

『……』

ーぽすっ

隣に座っても何も喋らない。
俺にとっては興味のないことペラペラ話されるよりは沈黙が続く方がマシだけど。

『ミンユンギ』

YG「呼び捨てかよ」

『ミンユンギ』

YG「はいはい、」

今日のこいつはどこかおかしかった。
ぼーっとしてることも多いし、何より怪我をした時。あの時の反応が異常だった。

『私…普通じゃないよ』

YG「は…?」

『きっとあなたたちも離れていくんだよ』

何言ってんだこいつ

『好きでこんな風に生まれたんじゃないのに』

YG「おい、」

『”普通”と少し違うだけで排除しようとするのみんな』

YG「おいA」

下を向いて独り言のように話し続けるA。
正直怖い。

ーバシッ

『痛っ…2回目』

YG「お前が人の話聞いてないからだろ」

だから頭を軽く叩いてやった。←
それから目を合わせるように頬に手を当て顔を上げる。

YG「普通の人間なんて誰もいねぇよ。
お前が普通じゃないのなんかメンバーみんな知ってるよ。変人だし。
何かあるなら言えよ。リビング来るたびこんなどんよりしたヤツいたら心臓もたねぇし。
1人で考えるより誰かに言った方が楽になるだろ」

『……』

YG「俺に言えないなら他のやつでもいい。話せるときでいいから」

本人が話すまで俺らは何もできないけどな。

『…ミンユンギ、』

YG「なんだ」

真っ直ぐ見つめられる。
少しだけ息が荒い。

『…吐く、気持ち悪い”ぃ”…』

YG「っ!?」

本当にこの女は…。

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*ゆにょる*(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです(*^^*)これからもぜひ読んでやってください^ ^ (2017年3月19日 8時) (レス) id: 839fee347f (このIDを非表示/違反報告)
ハニ - グクの「ヒョン助けて」が可愛いすぎ笑笑更新楽しみに待ってますね!頑張ってください( ^ω^ ) (2017年3月17日 12時) (レス) id: 9b91398789 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*ソル* | 作成日時:2017年1月8日 0時

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