ヘタレだけど、頑張ります (緑) (ページ32)

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「来てくれて … ありがとう」

倉「ごめんっ、本間にごめん。」

「え？」

倉「別れよとか … 言ってもうて … 」

「あぁ、大丈夫だよ。

そっかぁ、大倉に振られたんだぁ … 」

そう思うとだんだん胸が苦しくなる。

ついに、涙が溢れてしまった。

倉「 A … 」

大倉は私を抱きしめてくれた。

「大倉 … ？もう … 終わったんだよ … ？」

倉「あれ言ったのには理由あんねん。

俺がヘタレやから … 、安田裙にはもう完敗やな思って、

せやから … 」

「ばーか、」

ﾁｭｯ

私は大倉にキスをした。

「 … あ！」

倉「 … ん？ / 」

「私のファーストキス大倉だ！」

倉「え？」

「みんなの前で、した！笑」

倉「あ / 」

「よかったぁぁぁ、安田裙じゃなくて」

倉「 Aちゃん」

「ん？ … 」

大倉が私の後頭部を抑えながら

深いキスをしてきた。

「んっ … /

… 大倉こんな事できるんだね … / 」

倉「いや … 初めてやで … ？ /」

倉「改めて … 付き合ってください。」

「よろしくお願いしますっ / 」

倉「ヘタレだけど、頑張ります！」

「うんっ！笑」

そのまま大倉は私をベッドに押し倒し、

私にとっての初めてを捧げた。