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#189 ページ3

「___クラ…ピカ?」





それを口にした時には、もう既に彼の腕の中に収まっていた。





クラピカ「本当に…本当にAなのか!!?」





「A、A…」と何度も私の名を繰り返しながら、強く抱き締めた。


何が起こっているのかわからない様子の彼の同僚は、ただ呆然としていた。






クラピカ「リンセン!!よくやった!」



リンセン「は、はぁ…まぁお前が気に入ったなら良かったけど…。」





「邪魔しちゃ悪いから、俺席外すわ。」と気を使って部屋を出ていくリンセンさん。



彼と同じくらいに状況を把握しきれていない私は、現状を整理してみることにした。






「ここはハンター協会。」



クラピカ「そうだ。」



「私はリンセンさんに同僚の秘書として連れてこられて…」



クラピカ「その同僚が私だ。」



「_____嘘でしょ!!??」








現実は小説より奇なりとは言ったものだが、こんな偶然があって良いものだろうか。




時間差で発した私の驚きの声が、建物中にこだました。

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- 本当に良い作品でした…名作。。完結お疲れ様でした。2024年ですが (1月16日 1時) (レス) @page40 id: b41e70529d (このIDを非表示/違反報告)
ありす - もう泣きましたよー!素敵な物語ありがとうございました。お疲れ様です (2022年7月15日 0時) (レス) @page49 id: c887a79125 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - ひぃさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたようで何よりです(^^) お返事遅れてしまいすみません。 (2022年7月8日 0時) (レス) @page49 id: a48c4b505b (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 読んでいく度に続きが気になって夜更かししてまで読んでました笑めっちゃ面白かったです!!これが初めての作品だと…?!文才、めっちゃありましたよ…!今更ですが、完結お疲れ様でした!かにかまさんの他の作品に行ってきます! (2021年5月28日 18時) (レス) id: 21a845e247 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - るきさん» 素敵なコメントありがとうございます。最近はH×Hに疎遠になってしまっているのですが、いつか機会があったらまた書きたいなと思っています。気長に待っていただけたら嬉しいです(^^) (2020年11月18日 10時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かにかま | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/  
作成日時:2019年12月15日 7時

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