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no side
#ゾルディック邸 本館 大広間
異質な空気感を放つこの部屋に呼ばれたキルアは、何となく要件を察していた。
キルア(どうせアルカのことだろ。連れてくなとか、アイツは危険だ…とか。)
案の定 集まった父母兄弟から告げられるのはその事だった。
キルア「今ゴンが…俺の友達が一刻を争う状態なんだ。放っておけねぇよ。」
「友達」という言葉はこの家にとっては異質なもので、それを口にした瞬間に前にした人間たちの目つきが変わったことに彼は気付いた。
特に一番上の兄が自分を見つめる視線を強く感じた。
イルミ「友達の為か…。Aはお前の友達だろ?」
キルア「?あぁ。」
イルミ「アイツはよく分からないけど、追われる身らしい。こうしてセキュリティが万全なウチで働くことによって安全に生きていくことが出来てるんだ。キルがアルカを連れて行くことによって彼女は危険になるんだよ。」
キルア「Aは俺達が守る。アルカも俺が守る。」
ミルキ「守る守るってそんな簡単に行くわけないね。ママ、やっぱりキルは拷問部屋に閉じ込めた方がいいよ!」
キキョウ「お黙り!」
キルア「アルカだってウチの家族だろ。大切な家族なのに、小さい箱の中に閉じ込めて…俺、親父達が何したいのかよく分かんねぇよ。」
シルバ「__分かった。そこまで言うならナニカを説得してみろ。」
「全く、アナタはキルに甘いんだから。」と溜息をつく妻に肩を竦めて、シルバは息子を送り出した。
それからアルカが暮らす小屋に繋げた監視カメラの映像を大きなスクリーンに映し出した。
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かにかま(プロフ) - カカオお豆さん» コメントありがとうございます。私の中でイルミは策士であって欲しいので、少し頑張ってみました笑 勿体ないお言葉をありがとうございます。 (2019年12月15日 7時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
カカオお豆(プロフ) - イルミン賢いですな笑ヒソカに念の強い人が要るって言ってるけど実はキルアをおびき寄せるっていう笑これを考えたかにかまさん賢すぎ(*_*)スン (2019年12月15日 5時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - ももさん» 貴重な初コメをありがとうございます。勿体ない位のお言葉ですが、ご期待に添えますよう頑張りますね! (2019年11月28日 21時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 初コメです!最初らへんから拝見しておりました!かにかまさんのこの作品、大好きです!通知が来る度にウキウキしております!頑張ってください! (2019年11月26日 18時) (レス) id: ed24bd7751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かにかま | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時:2019年11月22日 18時