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no side
モニター越しにノストラード家当主(恐らくダミー)の有難いお話があった後、彼らを案内した男は姿を消した。
それから間もなくして、大部屋を西洋風の鎧に身を包んだ兵が包囲したのだ。
男2「驚いた これが奴らの 洗礼か。」
女1「…ったく、面倒ったらありゃしないわ。」
律儀にも575のリズムを崩さずに話す男と、使用人に口付けをして代わりに戦わせる女。
(何だか同僚さんも色々とヤバそうだな。)
そんな彼らを見て、Aは頬を引き攣らせた。
一方でクラピカはと言うと、冷静に鎖を使って銃弾を打ち返した後に、周りの様子から何か分からないものかと、見晴らしの良いシャンデリアの上に飛び乗った。
クラピカ「…上に2人、右に6人と左奥に3人。｣
暫くして何か気付いた様子の彼は、上からAに向かって声をかけた。
クラピカ「A、奴らはお前に攻撃できない。」
「「「「「！？」」」」」
「…そういうことね、分かった！
それじゃあ狙いは？」
周りの大人達は、まだ青臭さの残る少年達の言葉が何を意味して居るのか見当つかず、ただ目を丸くした。
話が通じているであろう彼らは、暫く視線を交えると、同時に違う人物に飛び掛った。
クラピカ「お前がこの兵士達を操っているんだろう。殺されたくなければ止めろ。」
「おじさん、ここの鍵もってるんでしょ。
早く出してよ。」
クラピカに鎖を向けられた男は、苦笑いを零して兵士達の動きを止めた。
Aに首に手をかけられた男は、「おっかねぇな。」と彼女の方に鍵を投げた。
足元に落ちた鍵を少女が確かにその手に握りしめたのを見て、一同はほっと安堵の息を漏らしたのだった。
センリツ(それにしても、一瞬言葉と視線を交しただけで分かりあってしまうなんて…恐ろしいわ、あの子達。)
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かにかま(プロフ) - (名前)さきのさん» コメントありがとうございます。褒められると伸びるタイプなので、そう言って頂けて嬉しいです笑 今後ともお楽しみ頂けますように精進しますね。 (2019年10月1日 0時) (
レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)さきの(プロフ) - 毎日1話ずつ更新してくださってありがとうございます！1日の終わりにこの小説を楽しみにしています^ ^更新頑張ってください！！ (2019年9月30日 23時) (レス) id: 7fbb21366a (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 林 香織?さん» 素敵なコメントをありがとうございます！ これから紐解いていくので、楽しんで頂けたらうれしいです(^^) (2019年9月24日 19時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
林 香織?(プロフ) - この小説めっちゃ好きです…ヒソカの大事な人の事も気になりますし、不器用な夢主、愛に気づかないクラピカ。めちゃくちゃ面白いです！更新ファイトです！ (2019年9月24日 16時) (レス) id: 3baa06326a (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 音かなでさん» わわっ！とても励みになるコメントをありがとうございます。これからも楽しんでもらえますように精進しますね。 (2019年9月11日 22時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年9月6日 22時
