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「…とは言っても、職場に当てなんて無いよね。」
クラピカ「未成年なのに加えて、天涯孤独だからな。私達の履歴書はあまりにも余白が多すぎる。」
クラピカは顎に手を当てて、「出来るだけオークションに縁故がある人物の下で働ければ良いのだが。」と呟いた。
二人背を並べてヨークシンシティのターミナル駅を出て足を進める。波のように行き来する人の群れを抜けた頃には、人っ子ひとり居ない怪しげなビル街に辿り着いていた。
(何か変な感じするなぁ…。めちゃくちゃ怪しい雰囲気が漂ってる。)
隣の彼はというと、全く眉を動かすことなく道を進んでいくものだから関心してしまう。
きっとこの程度の静けさなど慣れっこなのだろう。
暫くそんなじめっとした中を進んでいくと、彼がピタリと足を止める。
クラピカ「ここに入ろう。」
「どうして？」
クラピカ「何となくだ。」
「ふーん。」
彼が直感に頼るなんて珍しいな、と思いつつ言われるがままに軋む音がする螺旋階段を登った。
その背後に私達の姿を監視している者が居たなんて、知る由もなかった。
？「アイツらがクラピカとAか。」
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かにかま(プロフ) - (名前)さきのさん» コメントありがとうございます。褒められると伸びるタイプなので、そう言って頂けて嬉しいです笑 今後ともお楽しみ頂けますように精進しますね。 (2019年10月1日 0時) (
レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)さきの(プロフ) - 毎日1話ずつ更新してくださってありがとうございます！1日の終わりにこの小説を楽しみにしています^ ^更新頑張ってください！！ (2019年9月30日 23時) (レス) id: 7fbb21366a (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 林 香織?さん» 素敵なコメントをありがとうございます！ これから紐解いていくので、楽しんで頂けたらうれしいです(^^) (2019年9月24日 19時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
林 香織?(プロフ) - この小説めっちゃ好きです…ヒソカの大事な人の事も気になりますし、不器用な夢主、愛に気づかないクラピカ。めちゃくちゃ面白いです！更新ファイトです！ (2019年9月24日 16時) (レス) id: 3baa06326a (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 音かなでさん» わわっ！とても励みになるコメントをありがとうございます。これからも楽しんでもらえますように精進しますね。 (2019年9月11日 22時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年9月6日 22時
