#66 ページ23
嬉嬉として駆け寄ってくる彼は、ここで繰り広げられていた賭け事を何も知らないようだった。
キルア「来てくれてありがとうな、ゴン、ヒソカの女！」
ゴン「うん！」
「だから違うって！」
キルア「…と、クラピカとリオレオ。」
クラピカ「私はついでか！」
レオリオ「レオリオだっつってんだろ！」
キルア「つーかゴン、お前すげぇ顔だな。それにお前らもボロボロじゃねぇか。ゴトーこいつらに何かしたか？」
ゴトー「いいえ、丁重におもてなしさせて頂きました。」
本当に良い性格してるな、このおじさん…と思わず左頬が引き攣る。
まぁ、何はともあれキルアが元気そうだったことに今は感謝することにしよう。
私達が空港に向かうべく、屋敷から出ようとした時 大きな一羽の鷹が窓から入ってきた。
キルア「伝書鷹？何だ？」
鷹の足に付けられた手紙をゴトーさんが慎重に開く。
ゴトー「“キルア様いってらっしゃいパーティー お友達もご一緒に” だそうです。」
クラピカ「ぱ、パーティー？全く歓迎されている様子では無かったのだが。」
レオリオ「本当だぜ、胡散くさい。」
「うん、さすがに怪しいよ。」
キルア「そうだな、こんなの無視して行こうぜ！なぁゴン………」
ゴン「パーティー！！？？美味しいご飯とか食べれる？？踊ったりする？？？」
「「「「…。」」」」
世界で最も殺伐とした友達の家ランキングでも、上位にくい込みそうなキルアの家から早く出たい私達。
それに反してゴンはめちゃくちゃパーティーに参加したそう。目がとても輝いてるもん…。
レオリオ「(おい、どうするんだキルア。)」
キルア「(仕方ねぇ…どうせ一日だけだろ。)」
「(でも私達パーティーにお呼ばれされるような格好してないよ。)」
クラピカ「(生憎 粗品も所持していないしな。)」
キルア「(別にいいよ、衣装は貸すし 食いもんは死ぬほどあるし。)」
案の定、ゴンに甘々な私達はキルア様いってらっしゃいパーティーなるものに参加することになってしまったのでした。
ゴン「パーティーだって！あはは、楽しみだね 皆！！」
「「「「あはは…;;」」」」
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ユーハ(プロフ) - 凄く良いですよね！私も大好きです。 (2020年11月7日 20時) (
レス) id: b943d98333 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - ユーハさん» コメントありがとうございます。はい、旧ハンターの声優さん達が大好きなので入れちゃいました(^^) (2020年11月6日 20時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
ユーハ(プロフ) - HUNTERHUNTERの舞台の話も入れてるんですね！とっても楽しいです。体調に気をつけて更新頑張ってください！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: b943d98333 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます(^^) ご期待に添えますように頑張りますね！ (2019年8月20日 3時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年8月20日 0時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年8月16日 17時
