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母と息子 ページ20

no side

#ゾルディック家 大広間



彼、もといイルミ=ゾルディックは椅子に腰かけた。理由は簡単。母のキキョウに話があると呼び出された為だ。

畏まって態々呼び出された試しなど無かったので、何を言われるのだろうかと不思議に思いつつ彼は指遊びをして暇を潰す。


少し遅れてやって来た母は、両手に冊子を溢れさせていた。益々何が始まるのか分からない、とイルミは眉をひそめた。



イルミ「…それは何?」


キキョウ「お見合いの写真よ。名家のお嬢様方が沢山名乗りを上げたの。是非貴方とお話したいんですって。」



と、嬉しそうにキキョウは言う。
対して全く興味のないイルミだったが、母の期待を裏切ってしまうのは何となくいたたまれなく感じられて、広げられた冊子を適当にパラパラと捲ってみることにした。


簡単なプロフィールと写真が数枚。
なるほど。名家の娘と言うだけあって、確かに姿見の整った少女達が上品に収められている。



キキョウ「あら、気に入ったの?」


イルミ「いや、別に…」


キキョウ「お目が高いわね。その方は、中世の暗殺者業界において多大なる功績を残した……_____」




イルミは猛弁を奮う母を横目に、小さく溜息をついた。こうなるともう手のつけようがないと分かっていたからだ。


そして、心の中で不満げに呟く。



イルミ(見合いなんて全く興味ないのに。大体、俺よりもミルキに紹介してやった方がいいと思うんだけど。)


キキョウ「__…で、あの時___」


イルミ(…それに俺は上品な箱入り娘なんかより、もっと天真爛漫な……__)




その先に何を続けようとしていたのか。
誰を思い浮かべたのか。


その答えに気付いたのか否か、知るのは彼一人である。



イルミ「母さん、俺そろそろ次の仕事行かなきゃ。」


キキョウ「あらそう。じゃ、続きはまた今度ね。」


イルミ「…。」

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設定キーワード:ハンター×ハンター , HUNTER×HUNTER , イルミ   
作品ジャンル:恋愛
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かにかま(プロフ) - セナさん» コメントありがとうございます。誉められて伸びるタイプなので、そう言って頂けて嬉しいです笑 (6月6日 20時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - あまりに面白くて一気読みしてしまいました!素敵な作品をありがとうございます! (6月6日 19時) (レス) id: 9a1a35c746 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - たまご登りさん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けたようで何よりです(^^)ソイヤッ (4月28日 2時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
たまご登り - めちゃくちゃ良いですね!!!!コミカルさもありつつちゃんと展開がされているところに作者様の賢さが見受けられました!!とても楽しくキュンキュンしながら拝読しました(^o^)ソイヤッ (4月27日 0時) (レス) id: 080b2c3a82 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - わちこさん» コメントありがとうございます。応援して頂けたてとても嬉しいです(^^) (4月24日 2時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かにかま | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/  
作成日時:2020年3月22日 17時

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